スバルのコンセプトカーはシロアリ駆除?→「アセント」だっつーのwww
食材の買い出しに行く車中で、妻が一言。
「そういえば、スバルが新しいクルマを発表したみたいだよ。7人乗りなんだって。名前はなんだっけなぁ。あ、『アサンテ』だったと思う」
アサンテ?
それ、シロアリ駆除の業者だから!
ダニエル・カールがテレビCMに出てましたっけ(覚えてる人います?)
余談ですが、この会社は私が就職活動をしていた際に、「環境保全を手がける会社」と謳って説明会を開催していました。
環境保全?
実態は飛び込みの訪問営業で「各地の農協と提携している」とアピールし、床下診断を無料で行うというもの。そして「お宅の家はこんなに危ないです!」って煽り、シロアリ駆除作業の契約に結びつける、というもの。
少なくとも2000年頃にはこんなことをしていた会社です。
当時、この会社の採用説明会に行った私が言うんだから本当です!(笑)
さてさて、余談はさておき。
妻が言いたかったのはこれのことでした。
7人乗りSUVのコンセプトカー「ASCENT(アセント)」です!(笑)
スバルの7人乗りというと、どうしてもエクシーガ クロスオーバー7を想起してしまいます。
あんまり売れないんじゃないかなって(小声)
だって、全長5050mm、全幅1990mm、全高1840mmって、メルセデス・ベンツのGLSとほぼ同じ大きさなんですよ?
チャレンジは大いに結構ですが、サイズ感からいくと日本では販売台数を稼げるモデルではなさそうですね。
あ、だからニューヨークモーターショーで発表だったのか。
北米ならアリかもしれませんね。
それでは今日はこの辺で。
新型XVを見てきた!印象は都会派SUV、かなぁ
恵比寿に用事があったため、スバル本社まで行ってみました。
上の写真の奥にも見えていますが、1階のショールームには、新型XVがありました。
この色が新色にしてローンチカラーにもなっているクール・グレー・カーキだそうです。
グレーとかカーキっていうより、普通の水色じゃない?(笑)
その手前には、同じく新色のオレンジのXVが。
中央の濃いブルーのXVは、ルーフレールなしで立体駐車場にも入れられるそうです。
ルーフレールがないだけなのに、一気にXVっぽくなくなっちゃうんですね。バランスが崩れるというかなんというか。
これがデザインの難しいところなのでしょう。
立体駐車場を利用している方で、スタイリングを気にする方の場合は、写真右奥に見えている新型インプレッサの方がよいのではないかと。
実物を初めて見た印象は、、、「都会派SUV」でしょうか。
私見ですが、先代XVの方がもう少し無骨さがあってSUVらしかった気もします。
新型はちょっとスタイリッシュに寄りすぎてるようにも思います。
元がインプレッサだから仕方ありませんけどね。
あ、インテリアはアクセントステッチはあれど、基本的にインプレッサです(笑)
それでは今日はこの辺で。
木場らしい風景:やっぱり東京は水運の街
今日は打ち合わせで木場へ。
地下鉄の木場駅で電車を降りるところまではいつも通りですが、気分転換ということで今日は反対側の出口から出てみました。
すると、、、
よく見ると、写真右下に朽ちかけている階段があります。
この右手には、昔の船宿があったそうで、今でも「◯◯屋」という看板があるんです。
同じ東京都とはいえ、私が住む埼玉ギリギリのエリアと異なり、かつて「水運の街」として栄えた東京の姿を見ることができます。
いかにも木場らしい風景だと思いますよ。
ちなみにこの赤い橋は「新田橋」。
案内板を見ると、元の名は「新船橋」だったそうです。
しかし、この地で開業していた新田清三郎医師が、不慮の事故で亡くなった夫人の霊を慰めるために「橋供養」を行っていたことから、このように呼ばれることになった、とのこと。
たまに別の道を歩くと、こんな発見があるのですから面白いもんです。
それでは今日はこの辺で。
新車同然のジャガーEタイプ、、、だと!?
英国ジャガー・ランドローバーが、完璧にレストアしたジャガーEタイプを10台限定で販売する、というニュースがありました。
メーカーがレストアするんですから、間違いないと思いますし、「新車同然」なのもうなずけますね。
ジャガーはこのEタイプの大ヒットによって、「ジャガー=スポーツカー」というイメージを確立しました&確立してしまいました。
「確立してしまいました」の理由としては、あまりに完成度の高いクルマだったため、長らくEタイプの亡霊に取り憑かれることになったからです。
このへんの所感は、2月8日に「ジャガーが日本で苦戦するのはなぜ?」というタイトルの記事で触れていますので、お時間のある方はどうぞ。
ジャガー・ランドローバー社としては、レンジローバーのレストアモデルを販売したことがありますが、ジャガーブランドでのレストアは初めて。
それにしても、レストアして販売するクルマにEタイプを選ぶあたりが、、、
やっぱり亡霊に取り憑かれたまんまじゃないの(笑)と思わずにはいられません。
このように書くと否定しているように捉えられるかもしれませんが、私のスタンスはあくまでも良いものは時代を超越する、です。
亡霊上等!
こういうことを言うと、「オジサンの懐古趣味だ!」「進歩を拒む懐古主義だ!」と若い人たちから総スカンを食らうかもしれませんかね。
そういう気持ちもわからんでもないですが、良いものは良い、で問題ないと思うんだけどなぁ。
それでは今日はこの辺で。
ユナイテッド航空の強制降機騒動から「オーバーブッキング」について考えてみた
ユナイテッド航空が、オーバーブッキングを理由に男性乗客を機外に引きずり出した「強制降機」が大きな波紋となっていますね。
ここではユナイテッド航空の今回の対応については触れません。
今日は「オーバーブッキング」について考えてみたいと思います。
オーバーブッキングとは、航空会社やホテルがキャンセルが出ることを見越して、キャパシティ以上の予約を受け付けてしまい、当日になって数名分(数組分)の座席や客室を提供できなくなるというものです。
対応としては、航空会社なら別便に振り替える、というのがあります。ただし、その際には譲ってくれた客に対し、何らかのメリットがあるように取り計らうのが一般的です。
別記事によると、ユナイテッド航空はオーバーブッキングが発生すると、まずはカウンターで「400ドル出すから別便に乗ってくれないか?」と打診するそうです。それでも降りてくれる客が見つからないと、金額は800ドルに引き上げられ、最後の手段としては1350ドルまで提示するのだとか。
日本の航空会社の場合は、振り替えた便ではビジネスクラスなどにアップグレードすることで納得してもらうケースが多い、と聞いたことがあります。
ホテルの場合は、近隣のホテルに泊まってもらう、というのが一般的ですね。
で、今日のポイントは、振り替えをお願いする客をどうやって決めているのか、です。
私の大学時代の先輩がホテルマンとして活躍中(現在はある高級ホテルの総支配人)ですが、彼がまだ若きホテルマンだった頃に聞いたことがあります。
「オーバーブッキングの時に振り替えをお願いするお客さんって、どうやって決めてるんですか?」と。
「最優先するのは、ウェブサイトや電話でホテルに直接予約してくれたお客さん」だそうです。
その次が「旅行会社経由で予約したお客さん」とのこと。
ただし、旅行会社も千差万別ですから、ちょっと意地悪な質問をしてみました。
「その際に、旅行会社の序列ってあります?(笑)」と。
彼の口からは「あるよ」とは答えがなかったものの(そんなこと部外者にしゃべっちゃいけないでしょうし、私も期待はしていませんでしたw)、明確な否定の言葉もありませんでした。
彼の話(顔色)と、私が旅行業界誌記者時代に聞いた数々の裏話などと総合すると、大手旅行会社を利用したお客さんが振り替えの対象になることは、極めてまれのようです。航空会社については私はあまり詳しくありませんが、多かれ少なかれ似たような規準で振り替えをお願いするお客さんを決めているのではないでしょうか。
ということは、大手旅行会社を利用しておけば、料金自体はちょっぴり高くなりますが、そういうリスクが限りなくゼロに近くなるわけです。
差額はその保証料なのでしょうね。
例えば最大手のJTBの場合、仕入れる座席も客室数も半端な数じゃないですし、ホテルや航空会社が邪険にするはずありません。当然スケールメリットも出ますから、昔のイメージのような「高い」というのはかなり薄れてきています。
蒸し返すようで恐縮ですが、てるみくらぶのように格安を謳う会社の商品には、倒産だけではなく、オーバーブッキング時のリスクなども含まれていることを、消費者である私たちも肝に銘じておかなければなりません。
度を越えた安さは裏に何かがある。
消費者側に何もなくても、見えないところで誰かが泣いていると考えると、あんまり気持ちの良いものではありませんね。。。
それでは今日はこの辺で。
プレミアムカーの残価設定ローン(笑)
先日お出かけした際の駐車場で、私がクルマを駐めたすぐ近くに、メルセデスAMG S 63 カブリオレが駐車されていました。
画像:メルセデス・ベンツ日本公式ウェブサイト(http://www.mercedes-benz.co.jp/content/japan/mpc/mpc_japan_website/ja/home_mpc/passengercars/home/new_cars/models/s-class/a217.html)
妻が「あのクルマって、いくらぐらいするの?」と下世話なことを言うもんですから、思わず調べちゃいました。(私もたいがい下世話だw)
車両本体価格27,500,000円也!「にせんななひゃくごじゅうまんえん」って読みます。
続けて「ほんと、世の中にはお金持ってる人はいるもんだねぇ」なんて言うもんですから、「残価設定ローンでカップラーメン食いながらカツカツの生活してるかもよ?www」なんて笑いましたっけ。
で、これまた気になって調べてみたところ、このクルマを残価設定ローンで購入すると、、、
月々の支払いが129,200円也!
その場合でも頭金が5,128,930円也!こちらの読み方は「ごひゃくじゅうにまんはっせんきゅうひゃくさんじゅうえん」。
さらにさらに、残価設定なのでこの頭金を支払ったうえで、月々の支払いを5年間続けても、なんと9,160,000円も残っている(もう読めるようになりましたね?)という始末(笑)
いや、ホントすみませんでした。面白半分で支払いシミュレーションなんかしなきゃよかったwww
住む世界が全く違う人が乗るクルマなんだってことを、今さらですがあらためて理解した次第ですわ。
でも、こういうプレミアムカーに乗る人って、残価設定ローンなんて使うのかしら?
それでは今日はこの辺で。
『勝手に観光協会』の功績www
安齋肇&みうらじゅんの「勝手に観光協会」をご存じでしょうか?
http://www.discberry.com/kanko/index.html
『タモリ倶楽部』の「空耳アワー」でおなじみの安齋肇さんと、いろんなところで活躍中のみうらじゅんさんが1997年に『月刊アスキー』で始めた連載企画が発端だったそうです。
その後、掲載媒体を変えながらもずーっと続いていたこの企画。今ではウェブサイトに47都道府県すべてのネタが掲載されています。
SNSの普及により、世界中の旅行者が「勝手に観光協会員」として、訪れた先々を紹介しています。
でも、この2人は20年前にすでにそれと同じことを始めていたわけですから、その目の付けどころに感服です。もっと安齋肇さんとみうらじゅんさんの功績は讃えられて然るべきではないでしょうかwww
もう1点、当時は勝手に各地を訪れて勝手に紹介するのが「意外なこと」だったというのもわかると思います。だからこのような連載が成り立ったのでしょうね。
うーん、いい時代だったなぁ(笑)
今後どこかに出かけたら、この2人みたいにゆるーい感じでその地を見てみようと思います。
それでは今日はこの辺で。