タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

スカイマークの改革の本気度

昼食の休憩時にこんなニュースに接しました。

toyokeizai.net

 

スカイマークはある意味ではLCCの先駆け的な存在ですが、福岡出身の友人がスカイマークを利用するならば、安さと引き換えに時間通りに出発することを期待してはいけない(笑)」なんて言っていたのを思い出しました。

 

それくらい定時運航率が低かったのでしょうね。

 

私はスカイマークと聞くと、ちょうど10年ほど前に起きたある「事件」の印象が色濃く残っています。

 

その「事件」とは、パイロットが急に体調を崩してしまい、バックアップのパイロットも用意していなかったので運休したというものです。

 

当然、国土交通省から是正勧告が出され、さすがにその後は同様の「事件」は起きていませんが、控えのパイロットすらいないということに驚きました。

 

事件発生時、私は旅行業界誌の編集部に身を置いており、航空担当記者が仕入れてきた情報(ここでは書けない…)を聞いたもんで、とにかく何から何までダメダメな航空会社という印象が強く、プライベートで積極的に使おうという気分になれませんでした。

 

何よりも、よくもここまで倒産せずにきたもんだと思います。やはり安さは力なのか、と。

 

上の記事では、スカイマークが定時運航率を向上させるべく、社長をはじめ各部署横断で取り組んでいるという本気の姿勢がうかがえるような気がします。

 

LCCが群雄割拠の様相を呈している今の時代において、この航空会社を生まれ変わらせる最後のチャンスなんじゃないかとさえ思えてきます。

 

スカイマークは定時運航率で日本航空を上回って1位になるという大きな目標を掲げているようですが、1位になったうえでそれを維持できて初めて「改革できた」と言えるのではないでしょうか。

 

関係者のみなさんの奮闘に期待します。

 

それでは今日はこの辺で。

運転中の眠気をぶっ飛ばせ!? パナソニックの眠気検知・予測システム

今日は北関東での仕事だったため、自分のクルマで移動でした。

 

行きも帰りも渋滞にハマるというトホホな行程。。。

 

渋滞が終わって流れ始めたら、今度は眠気との戦い。。。

 

身体は疲れていませんが、頭が疲れてしまっていたようです。

 

ヘトヘトになって家に帰り着いて、冷えた麦茶を飲みながらニュースサイトをウロウロしていると、こんなものを発見。

autoc-one.jp

 

カメラなどでドライバーをモニターし、疲労の兆候が出てきたら不快でない方法で警告してくれる、というシステムだそうです。

 

私見ですが、警告は不快な方が有効なのではないかと思うのですがね。

 

これに近いシステムで思いつくのは、メルセデス・ベンツの安全機能の1つ「アテンションアシスト」です。

www.youtube.com

 

メルセデスのシステムは、どうやって疲労度をモニターしているのでしょうね。

 

ここまでではないにしても、我が家のレヴォーグ君にオプションで付けたナビ(カロッツェリア楽ナビ、安モンです)だって、運転開始から2時間が経過すると、、、

 

「そろそろ2時間です。休憩しませんか?」

 

と優しく話しかけてくれます(笑)

 

似たような機能はどのメーカーにも付いているのだと思いますが、これだって立派なアテンションアシストじゃないでしょうか。

 

なお、今日の渋滞の原因は、朝が事故(トラックとプリウスでした)、帰りは故障車でした。夏休みということで普段運転しない人も路上に出てきています。特に気をつけなければなりませんね。

 

それでは今日はこの辺で。

数だけを追ったツケだ!「観光公害」なんて言葉が出てきたぞ!

日本政府観光局(JNTO)によると、昨年の訪日外国人旅行者数は2400万人でした。

 

2017年も1〜6月の累計が1370万人。

 

このままいくと、今年は2800万人くらいになるのではないか、と言われています。人によっては3000万人を超えると推測しているようです。

 

政府は現在、訪日外国人旅行者数を2020年までに4000万人、2030年までに6000万人という目標を設定しています。

 

しかし、この数字が独り歩きし、数だけを追う施策が見られるのも事実です。

 

その結果、やっぱりこういう話が出てきました。

president.jp

 

メディアが作る見出しなので「観光公害」という刺激的な言葉が使われていますが、京都に住んでいる人からすれば公害以外の何物でもないというのが本音でしょう。

 

これ、明らかに数だけを追ってきたツケだと思いますよ。

 

2003年に小泉純一郎元首相が「観光立国宣言」をしましたが、その際には「住んでよし、訪れてよしの国づくり」と言っていたはず。

 

上の記事にもありますし、私も以前から思っていたのですが、今の訪日外国人旅行者を増やそうという施策には「住んでよし」の理念が忘れ去られています。

 

さまざまなトラブルが起きている民泊についても同様です。その点については昨年4月に触れていますので、お時間のある方はこちらをどうぞ。

tabiguruma.hatenadiary.com

 

いろんな問題がありながらも、観光収入が2020年までの目標である8兆円に届けばよいのですが、どうなんでしょうか。。。

 

旅行者数が2000万人を超えなくても、観光収入が8兆円を軽々と超えるようなウルトラC的な仕組みがあればなぁ。

 

いずれにしてもこのまま数だけを追うと、京都以外でもさまざまな問題が噴出するのは間違いありません。

 

地域での問題に加え、日本人が国内で出張する際でも、ホテルが全然空いてないとか、新幹線や国内航空便の座席が取れない、などさまざまな影響も出てくるでしょうね。

 

そうなる前に、いたずらに数だけを追う方針を転換をしなければなりません。国の偉い人たちがそれに気付いてくれるかが鍵になるのではないでしょうか。

 

それでは今日はこの辺で。

フェラーリの周年記念車たち

つい先日、フェラーリからF40がデビューから30周年を迎えたという発表がありました。

response.jp

 

F40はフェラーリ創業40周年を記念して開発されたクルマで、創業者エンツォ・フェラーリが手がけた最後のクルマでもあります。

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/past-models/f40/

 

上の記事にもあるように、F40の発売が日本のバブル期だったことから、不動産と同様に投資の対象とされてしまい、一時は2億5000万円なんて馬鹿げた値段で取引されたこともあったそうです。

 

どんなに金持ちでも、クルマに興味のない人や見栄だけで購入した成金もいたのでしょうね。1980年代のフェラーリは現在「ネオクラシック」と呼ばれ、価格が再び高騰していますが、本当にクルマが好きな人の手に渡ってほしい、そう思います。

 

さて、フェラーリはF40のリリースから10年後、つまり創業50周年にF50というクルマを世に送り出しました。

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 画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/past-models/f50/

 

バブル経済崩壊後の日本では、F40ほどのプレゼンスはなく、あまり知られていないクルマでもあります。

 

60周年となる2007年には「F60」は発表されませんでしたが、2002年に創業者の名を冠した「ENZO FERRARI」が登場。スーパーカーの系譜は守られました。

 

今年はフェラーリ創業70周年ですが、やはり「F70」はありません。

 

その代わり、ラ・フェラーリをさらにバケモンにした「ラ・フェラーリ アペルタ」を発表しています。

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/laferrari-aperta/#multimedia-photos-2

 

量産車メーカーとは明らかに異なる開発のアプローチは、ランボルギーニにもポルシェにもブガッティにもないものが、フェラーリにはあると思います。

 

周年記念車には、その思想が特に強く表れていると思うのですが、いかがでしょうか?

 

それでは今日はこの辺で。

思っていた以上に変わっていた秋葉原電気街口

今日は仕事で秋葉原へ行ってまいりました。

 

電気街口にあるビルで行われているセミナーの取材だったので、いざ電気街口改札を出てみると、、、

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めっちゃキレイ!

 

右奥に見えているUDXビルができた頃に1度来た時も「すごく変わったなぁ」と感じたように記憶していますが、今はその比じゃないですね。

 

なんと駅ビルがアトレになってましたし(アトレができたのは結構前なんですかね?www)

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そして、このアトレの前の通りは、もっと汚い路地だったはずなのですが、、、

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すっかりオシャレ風(笑)な街並みになってました。

 

そして最も強く印象に残ったのは、意外にも外国人旅行者が少なかったことです。

 

まあね、中国人の爆買いが一段落していますから、それも当然かと。

 

この街は今後、どんな姿に変貌していくのでしょうか。

 

変わりすぎるのは寂しいような気もしますが、街の進化・発展ということで見守りたいと思います。

 

それでは今日はこの辺で。

レヴォーグのエアコンをキレイキレイしてきました

ちょっと前ですが、今月上旬に6カ月ごとの点検でディーラーに行ってきました。

 

初めて間近に見たエクシーガ クロスオーバー7について書いたわけですが、、、

tabiguruma.hatenadiary.com

 

肝心のメンテナンスでは、点検パックに含まれる点検のほかに、エアコン関係をキレイにしてきました。

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実は今年の春先からエンジンをかけてエアコンが作動すると、あの独特のいやーな臭いがしていたんです。しばらく我慢すると、嗅覚疲労であまり気にならなくなってしまうので放ったらかしにしておいた、というのが実情です。

 

作業を待っていると、サービススタッフの方が取り外したエアコンフィルターを持ってきて見せてくれました。

 

葉っぱが挟まってる!

そしてどす黒いシミはカビですね!

 

あまりの衝撃に写真を撮るのを忘れてしまいましたが、どっちみちここに載せるのは自主規制したであろう汚さでした(笑)

 

夏のキャンペーン中ということで、フィルター交換とエバポレーターのクリーニング、さらに車内の消臭施工(上に載せた明細の「ニオイトルーン」というやつ。ネーミングはカッコ悪い…)もセットにして8,340円という安さだったので、迷わず施工を決定。

 

ところが施工が終わってから「先ほどお見せした金額の計算式が間違っていました。本当は11,000円ちょっとなのです」と言われて冷や汗をかきましたが、「のびーさんまではこの最初にお見せした金額で結構です」とのこと。

 

ちょっと得しちゃいました。

 

施工の効果はテキメン。

 

施工直後こそニオイトルーンの薬剤の臭いがありましたが、施工から2週間が経過し、車内は無臭になりました。もちろんエアコンから臭い風も出てきません。

 

ちなみに私、芳香剤が嫌いで、一切使用してません。だから芳香剤を使っている人のクルマに乗ると、ちょっと気持ち悪くなるんです(特にココナッツの香りなんてのは苦手です)。

 

それはさておき、エアコンフィルターの交換だけだと臭いはなくなりません。臭いの元であるエバポレーターのクリーニングもフィルター交換と同時に行うことをオススメしますよ。

 

それでは今日はこの辺で。