タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

草津白根山の噴火で再認識したこと

草津白根山が噴火し、近くのスキー場で訓練中だった自衛隊員の方が亡くなりました。

 

まずは、ご冥福をお祈りします。

 

自然現象には人間は勝てない。

 

あらためて強く感じた次第です。

 

ロープウェイに乗っている間に噴石がゴンドラのガラスに当たり、割れたガラスでケガをした人もいたようですし、一部の報道では山頂付近に相当数の人が取り残されているという情報もありました。

 

噴煙などの影響で、救助ヘリも近づけるタイミングが限られているみたいです。

 

まだ全容がわかっていないこともありますので、あまり無責任なことを書くわけにはいきませんが、これ以上被害が大きくならないことを祈るばかりです。

 

2014年には岐阜県御嶽山が噴火し、多くの方が亡くなったのは記憶に新しいところ。

 

御嶽山の噴火から2週間後に、八ヶ岳天狗岳に登ったとき、御嶽山の噴煙が見えました。

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こんなに離れているのに噴煙が見えるほどの噴火だったのですから、すぐそばにいた方々はどれだけ怖かったか。ちょっと想像がつきません。。。

 

昨年11月にはバリ島でも噴火がありましたし、2013年には西之島で海底火山の大規模噴火があって西之島が大きくなりました。

 

日本は世界一の温泉大国と言われており、我々も受ける恩恵は小さくありません。でも、日本を含む環太平洋造山帯では、常に地震や噴火と隣合わせであることを忘れないでいたいものです。

 

それでは今日はこの辺で。

都内も雪。ノーマルタイヤで出かけるなよ!

いやー、今回ばかりは降る降る詐欺ではありませんでしたね。

 

東京郊外の自宅周辺も、16時現在で4〜5cmは積もってるでしょうか。先ほど、1回目の家の前の雪かきを終えたところです。

 

北国の雪と違って、水分をたぷり含んだ重い雪質なので、雪かき中の体感としてはもう少し積もっていると感じるほど。

 

いつものように、雪によって都市機能がマヒすると、雪国の人たちが鬼の首を取ったかのように「その程度の積雪でマヒとかダセェwww」という大合唱が始まることでしょう(笑)

 

まあ、豪雪地帯ではないにしても、東北出身の私から見ても、どうしてそんな歩き方しちゃうかなー or どうして靴底に溝が1本もない革靴で出かけちゃうのかなー、と思わなくもありません。

 

転んでケガして救急車で運ばれた、とういのがシャレじゃなく実際に起こる事故なんだというのは、20年前に上京したときに初めて知りました。

 

アスファルトの上を歩くように、かかとからドンって着地したらそのまま滑って転ぶに決まってるだろうに…。

 

それだけ東京というのは雪が降らない地域から上京してきている人が多く、慣れない人が多いということなのだと思います。

 

あとはやっぱりクルマのタイヤに対する感覚の違いですよね。

 

なぜ、ノーマルタイヤでも大丈夫だと思ってしまうのか、理解に苦しみます。。。

 

我が家のレヴォーグのように、安物でも都内の雪なら特に問題はありません。

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それに加えてスバルのAWDですから、気をつけて走ってさえいれば、この程度の雪なら問題はありません。

 

私がコワイのは、ノーマルタイヤのままで通常と同じ感覚で走っている特攻野郎たちの存在です。

 

ちょっとした坂道が登れずに立ち往生してるくらいならカワイイもの。明日の朝は、あちこちからノーマルタイヤがスリップする音が聞こえるかもしれません(笑)

 

自分がクルマで出かけていなくても、駅まで歩いている間に特攻される可能性だってあります。

 

でも、そんな特攻野郎たちに突っ込んでこられたら、ケガするのはこっちです。走らないことよりも止まらないことの方が恐ろしいし、他人を傷つけて自分の人生を棒に振る可能性があることを理解してほしいものです。

 

保険があるから大丈夫だって?

 

それはあくまでも民事の話。

 

もし、交通事故を起こして相手が亡くなってしまった場合、裁判の結果によっては実刑判決を受けることもあり、そうなれば交通刑務所などに収監されることになります。この点をよく覚えておいた方がよいでしょうね。

 

非常に読者の少ないこのブログで声高に叫んだところで、どれほどの意味があるか不明ですが、それでも訴えておきます。

 

絶対にノーマルタイヤで出かけるんじゃないぞ!

 

それでは今日はこの辺で。

マットペイントの良し悪し:クラウンコンセプトのカスタマイズモデルで考えてみた

東京オートサロントヨタが出展したクラウンのカスタマイズモデル。

 

マットペイントのシブいヤツだったようですね。

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クラウン コンセプトは、昨年の東京モーターショーでお目見えしました。

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近年のセダンの潮流ともいえるファストバックスタイルが、かなり現代風でよい。

 

それがややアウディっぽい感じにもつながってしまうのですが(笑)

 

話は脱線しますが、2013年の東京モーターショーでは、こんなクラウンが披露されましたね。

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いろんな意味で衝撃だったピンククラウン!

 

私の妻は「街でピンククラウンを見たらいいことあるかな?」なんて言う始末(笑)

 

いやいや、そんな御神籤みたいなモンじゃないでしょうに。

 

さて、話を戻しますが、東京オートサロンで展示されたクラウンのカスタマイズモデルは、マットペイント仕様でした。

 

メルセデス・ベンツのSLSや、メルセデス-AMG GTなどの高級スポーツカーに設定されているマットペイント。

 

クラウンくらいのクルマなら、マットペイントもマッチすることでしょう。

 

悪くないアイデアだと思います。

 

しかし、世の中にはマットペイントがかえって安っぽく見えてしまうクルマがあるから、奥が深い世界だと痛感します。

 

私が昨年見たなかでは、これはマットにしないほうがよかったんじゃない?というナンバーワンがこちらでした。

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フェラーリ812 superfast!

 

このレベルの高級車になると、はっきり言ってマットペイントが似合いません。

 

フェラーリのフラッグシップモデルなんだし、いっそのこと例の赤「ロッソスクーデリア」にでもすりゃよかったのに。

 

クルマの格によってはボディカラーでイメージが大きく変わってしまうので、プレス発表会などで展示するカラーは細心の注意を払ってもらいたいもんです。

 

それでは今日はこの辺で。

スゴイぞモルゲンロート:槍ヶ岳2011

今日の21時から放映されたTBS系『世界ふしぎ発見!』で、パタゴニアの山が朝日に照らされてオレンジ色に染まる様子が取り上げられていました。

 

いわゆる「モルゲンロート」と呼ばれる状態です。

 

私は年に1〜2回の登山をする程度の者ですが、このモルゲンロートによって登山の魅力に取りつかれたと言っても過言ではありません。

 

初めてモルゲンロートを拝めたのは、2011年の槍ヶ岳です。

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この写真はタビグルマ雑記帳のスマートフォン版のトップに使っているもの。

 

当時はテント泊をしておらず、山小屋の選定にあたってN君が「槍ヶ岳山荘の別名は“日本アルプスアウシュビッツ”らしい」なんてことを言い出したため、ここはパスしてヒュッテ大槍に泊まりました。

 

なので、この写真はヒュッテ大槍から撮ったものです。

 

朝、トイレの窓からこの威容を目にした瞬間、「登ってきてよかった!」と実感したものです。

 

残念ながら、これ以降はまともなモルゲンロートは拝めていません。

 

一番近かったのが、2016年に奥穂高に登った翌日の涸沢テント場からの眺め。

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わかりますかね?薄っすらとオレンジ色がかっているのですが、槍ヶ岳で見たほどの染まり方にはなりませんでした。

 

番外編ですが、夕焼けなら2015年の涸沢で拝むことができました。

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これだけの夕焼けということで、嫌な予感がしていたのも事実。

 

その予感は的中し、夜中の12時30分くらいからテントのフライシートを強烈にたたく土砂降りの雨。。。

 

おまけにテントが飛ばされそうなほどの風が吹き荒れ、ほんのちょっとですが命の危険を感じました。

 

当然、奥穂高へのアタックなんてできるはずもなく、夜明けとともに撤退。

 

今後また美しいモルゲンロートを拝めることを祈りましょう。

 

それでは今日はこの辺で。

成田空港 ✕ 北斎!?

先日、成田空港での取材はいつもと違って第1ターミナル方面で行われました。

 

鉄道の到着階から1階の到着ロビーへの通路に、こんなものがありました。

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葛飾北斎狩野永徳菱川師宣などの作品を、壁や天井をラッピングしたそうです。

 

エスカレーターの天井には北斎『神奈川沖浪裏』が。

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成田空港ではたびたびこういったラッピングのようなものがあるのですが、今回のものは「ポストイット」などで知られる3Mと、東京国立博物館、成田空港が共同で仕組んだものだそうです。

 

このラッピングフィルムは3Mが開発した広告用のもので、再現性が非常に高いとのこと。だから繊細な日本画が題材になったのですね。

 

まあ、いくら再現性が高いとはいえ、本物じゃないので微妙な感じはしますけど。。。

 

日本を訪れる外国人旅行者が喜んでくれているならよしとしましょう。

 

喜んで、、、、、くれてるよね?(笑)

 

それでは今日はこの辺で。

やっぱり出た!オリンピックのチケット手配できませんでした問題

平昌オリンピックまであと少し。

 

今回もやっぱり出ましたね。

 

オリンピックやワールドカップの開催前に恒例となっているチケット手配できませんでした問題www

 

グリーンツアーという旅行会社が、男子フィギュアスケートのA席を手配済みとして販売していたのに、韓国の業者からA席を仕入れることができなかった、ということだそうです。

 

同社のウェブサイトのトップページの「新着情報」にこんなメッセージがありました。

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大手旅行会社でもB席しか取り扱っていないことから、この会社ならA席を取れる!となって購入者が結構いたのでしょうね。

 

ふたを開けてみたら韓国の業者から「B席とC席しかない」と一方的に言われているようなので、今回の場合はグリーンツアーも寝耳に水だったと思われます。

 

韓国の業者がきちんと返金するのかどうか、現時点で私のような第三者が判断できることではありませんが、キャンセルした人にお金が無事に戻ってくることを祈ります。

 

1998年のサッカーのワールドカップでのゴタゴタを皮切りに、旅行業界にとって観戦ツアーはすっかり鬼門になってしまいました。

 

かかる手間に対して儲けも決して多くはないうえ、ほんのちょっとしたことで大きなクレームになってしまいますから、旅行会社が二の足を踏むのも理解できます。

 

ちなみに私の大学時代の先輩は、1998年に格安航空券を購入し、何便か乗り継いでフランスにワールドカップを観戦に行きました。ネットも今のように発達していませんし、LCCもない時代です。どうやって情報を集めたんだろ?

 

もちろんチケットは持っておらず、どうするのかと聞いたら「ダフ屋から買うから大丈夫」と笑っていましたっけ。

 

帰国後にあるリストを見せてくれたのですが、それは「信用できるダフ屋の料金表」で、彼が自作したものでした。

 

信用できるダフ屋って(笑)

 

彼ぐらいたくましく旅行できれば、旅行会社なんか使う必要ないわな。

 

でも、あの時代ってこの先輩みたいな人、いっぱいいたんだよなー。

 

それでは今日はこの辺で。

『アキラ』のバイクが実現!? カワサキの「J Concept」の動画がカッコイイ!

このブログでも何度も触れてきましたが、2013年の東京モーターショーカワサキが発表したコンセプトモデルが、映画『アキラ』に登場するバイクみたいです。

 

2013年の東京モーターショーでも大きな話題となり、一般公開日は下の写真のように人だかりができていました。

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この時は走る姿などは不明でしたが、Kawasaki USAのYouTube公式チャンネルの動画で変形シーンを含む動きが見られます。

www.youtube.com

 

本当に映画の世界のようですね!

 

こんなのが市販される世の中になったらタマランなぁ。

 

ま、この動画を見るまで「J Concept」という車名を知らなかったというのはナイショですよ(笑)

 

それでは今日はこの辺で。