メルセデス・ベンツの新型Aクラスはどうだろう
先日、ダイムラーがメルセデス・ベンツの新型Aクラスを発表しました。
日本での導入がいつになるかわかりませんが、現行モデルの登場から結構時間がたっていたのですね。
Aクラスといえば、初代(W168)と2代目(W169)はトヨタ・シエンタのようなフォルムでしたが、現行モデル(W176)で大幅にデザインを変更。
プレミアムコンパクトという新たなセグメントを創出し、この市場を切り開く旗頭となりました。
300万円台でベンツが買える!ということで、新たな顧客層を開拓したモデルと言えます。(オプションやら何やらで400万円を超えますがwww)
そして4代目となるAクラスがこちら。
デザインは好みがありますから、私がここで良し悪しを言う立場にはありません。
私の印象は、うまいことAクラスの要素を残しつつ変えてきたな、というもの。
あ、CLSとおんなじ顔っていうのは言いっこなしにしておきましょうね(笑)
ただ、この顔がGLAやCLA、CLAシューティングブレークに展開していくとなると、何だかなぁ、という印象になってしまいます。
少しずつでよいので、それぞれ顔を変えればいいのに。。。
現行モデルでは「Aクラスをリフトアップしました」「Aクラスのストレッチモデルです」というのがあからさま過ぎてね(笑)
新型にはそのあたりを期待したいのですが、どうなることやら。
それにしても、新型Aクラスを見た時、初めて見る感じじゃないと感じたのは、CLSだけが原因ではありません。
それが昨年の東京モーターショーでも展示されていた、メルセデス・ベンツ コンセプトEQAの存在です。
EQAって「A」の字が入っている時点で次期型Aクラスに近いデザインなのだろうと察してはいましたが、コンセプトカーと大差ないデザインで量産化したあたりは好感が持てるなぁ。
1点だけ気になるのは、新型Aクラスは全幅が現行モデルより16mm拡大されていることです。
「コンパクトカー」のはずなのに、どんどんサイズが大きくなっていく。。。
それでは今日はこの辺で。
高地にいることを実感。登山時の雲海コレクション!
2011年に登った槍ヶ岳で見たモルゲンロートにより、私は登山の魅力にとりつかれた、ということは先日書きました。
モルゲンロートと並び、私が登山で出会う景色で好きなのが雲海です。
今日はこれまで登った山(そんなに多くありませんが)から、印象に残った雲海をご紹介したいと思います。
まずは神奈川県最高峰の蛭ヶ岳に向かう途中、富士山が見えるポイントで見た雲海。
遠くに見える富士山と手前の真っ白な雲が幻想的でした。
次は八ヶ岳の赤岳に登ったとき、赤岳天望荘から日の出を見たときの雲海です。
雲海らしい雲海ですね。
ちなみにこの写真を撮ったのは大学時代の同期で登山仲間・ランニング仲間のT君です。このとき、N君と私は寝床でグーグーグーでした。
T君が「しょーがねーなぁ」って苦笑しながら後で写真を送ってくれました(笑)
眼下に広がる雲海、という感じではありませんでしたが、モルゲンロートとの共演で印象的だったのが、201年にヒュッテ大槍から槍ヶ岳へ向かう途中で見た景色です。
写真左の朝日と、写真右奥の富士山、そして手前の山並み越しに見える雲海のセットは感動モンでした。
槍ヶ岳山頂からの景色も良かったです。
確か近くにいた人が「剱岳が見えるね」と言っていたので、富山方面を撮ったもの。
どれが剱岳かわかりません。そもそも剱岳が写っているのかどうかも怪しい(笑)
そして最後は昨年、燕山荘のテント場からの眺めです。
朝起きて、テントから出たらこんな景色が待っていました。
雲海は日常生活ではまず見ることができません。
下界を離れ、高い所に自分の足で登ったという実感を得られるその非日常感が、私が引き付けられている理由なのかもしれません。
私は3シーズンしか山に登りません。装備も不十分ですし、生半可な覚悟で冬山に行ったらまちがいなく川の向こう側に渡りそうですからね。
早く春になって、また山に行きたいなぁ。
それでは今日はこの辺で。
ホンダのオヤジさんに感謝!昔は赤いボディカラーは禁止だった!
ネットニュースをふらふらしていたら、こんな記事がありました。
このブログでも何度となく登場している我が家のレヴォーグ君は、今は絶版となっているライトニングレッドというボディカラーです。
スバルの現行モデルの赤は「ピュアレッド」というもので、我が家のクルマとは微妙に、本当に微妙に異なります。
太陽光と室内の照明の違いもあるし、なによりも補正しちゃってるので違いは分かりませんけどね(笑)
で、肝心の記事の内容ですが、平たく言うと昔は赤のボディカラーは、消防車など救急車両と混同する恐れがあるという理由により禁止されていたが、当時のホンダの社長だった本田宗一郎氏が、S500を発売するにあたってイメージカラーを赤にするため、運輸省(現国土交通省)に掛け合い、赤のボディカラーを認めさせた、というもの。
昔の消防車といえば、こんな感じだったのでしょうか。
うーん、混同するかなぁ?(笑)
ちなみにこの車両は四谷三丁目にある消防博物館の地下にこんなのが展示されていたものです。
その時の様子はこちらからどうぞ。
何にせよ、いま私たちが何の不思議もなく赤いボディカラーを選べるようになったのは、ホンダのオヤジさんのスポーツカーに対する情熱があったからこそ。
オヤジさんに感謝!
それでは今日はこの辺で。
コロマンデル半島ショートトリップがお勧め
かれこれ17年も前の話ですが、私はニュージーランドに2年ほど滞在していました。
カリフォルニア州のオークランドと混同されることが多いのですが、カリフォルニアのはOaklandで、ニュージーランドのはAucklandです。
そのオークランドからクルマで1時間半〜2時間程度で行ける、コロマンデル半島という風光明媚な半島があります。
オークランドからの近さや、半島の東側には美しいビーチが多いことからも、現地人にとっても人気のリゾート地でした。
当時私は語学学校に通っており、金曜日は午前中だけで授業がおしまいでしたから、ドイツ人のクラスメイトと、気合の入った日本人のクラスメイトと3人でここを訪れたことがあります。
1泊目は、かつて金鉱で栄えたテムズという街。
一昨年、バックパッカーズについて書いた記事で触れた宿は、この時に泊まった宿です。
テムズはコロマンデル半島の根っこの西側、つまりオークランドから最も近い部分に位置する街。
13時過ぎにオークランドを出発したものですから、日があるうちに着いちゃいました。
なので、食材の買い出しに出かけたついでに、街と海を見下ろす高台へ。
娯楽らしいものなど何もない街ですから、夜は飲むしかない(笑)
おかげでこんな酔っぱらいの出来上がりです。。。
この写真で見てもらいたいのは、バックパッカーズのこと。(真ん中に写ってる酔いどれは無視してくださいwww)
よく見ると後ろの壁に、Cathedral CoveやHot Water Beachなどの文字とともに、写真が貼ってあるのがわかると思います。いずれもコロマンデル半島の名所です。
こういった観光案内所的な役割も果たしてくれていますし、宿のスタッフも基本的には気さくな人が多いので、わからないことは何でも教えてくれました。
2日目にテムズの街を出発する前に、バックパッカーズの裏の景色があまりにもニュージーランドっぽかったので記念にパシャリ。
そしてこの日はかつて金鉱だった山で、トロッコ列車に乗れるというのでそちらへ。
この観光列車は今では運行されていないようです。まあ、この時でもあまり賑わっていた雰囲気はありませんでしたし、ただ列車に乗って山の上に行って帰ってくるだけでしたから、経営的に厳しかったのでしょうね。
ある意味では貴重な体験となりました(笑)
東側のビーチスポットに行く前に寄ったのが山の中。名前は忘れましたが、美しい滝のすぐそばまで行けるショートハイキングコースでした。
この頃はよく山の中を歩いたなぁ。
往復で1時間かかるかかからないか、という簡単なハイキングコースがあちこちに整備されていましたから、ありきたりな名所に行くよりも楽しかった覚えがあります。
そしていよいよコロマンデル半島のメインイベント、西側のビーチエリアへ。
まず最初に訪れたのが、オークランドからの車中で3人とも「絶対に行きたい!」と話していたカセドラルコーブ。
そのカセドラルコーブがこちら。
超絶キレイ!
左下に写っているのはドイツ人のクラスメイト(といっても当時50歳近いオジサマ)です。
余談ですが、オークランドで最も仲良くなったのはドイツ人とイタリア人でした。1940年代以降、妙なシンパシーを感じる3カ国の国民性なんですかね?(笑)
当時はSNSなんてありませんでしたが、間違いなくふぉとじぇにっくなスポットです。
反対側からはこんな感じ。
本当に美しいビーチですので、ニュージーランドにフリープランで旅行される方や、ワーキングホリデーなどで長期滞在するという方は、ぜひ行ってみてください。
この後、砂を掘ると温泉が滲み出てくるホットウォータービーチにも行ったのですが、写真がない。。。撮ったはずなんだけどなぁ。
この1年後くらいに、オークランドから日帰りでコロマンデル半島に行ったこともありました。
オークランドを拠点にするのなら、コロマンデル半島へのショートトリップは本当にお勧めです。
あ、上記は17年も前の話ですから、行き方や宿泊施設などについては最新の情報を必ず確認してくださいね。
それでは今日はこの辺で。
メルセデスがマツダの後塵を拝した!? V220 d Marco Polo HORIZONのコンセプトはあのクルマ?
メルセデス・ベンツから、冗談のようなクルマが発売されました。
V220 d Marco Polo HORIZONという、Vクラスの一員です。
うわぁ……。
ボンゴ フレンディかよ!
画像:グーネット
たしか、どこかのモーターショーでこのコンセプトモデルが発表された時、ネット上でも「ボンゴフレンディだ!」と一瞬ですがザワつきましたよね(笑)
メルセデス・ベンツ日本のキャッチコピーは、「日常にもレジャーにも洗練を求める人のプレミアムアウトドアミニバン」です。
常に世界最先端の技術を投入してきたメルセデス・ベンツですが、このコンセプトは20年以上前のマツダが形にしていました。。。
しかも、ボンゴフレンディって、カルトカーの扱いではなく、ミニバンブームに乗っかって結構売れたクルマという記憶があります。
車中泊好きが800万円オーバーの輸入ミニバンを買うとは思えませんが。。。
こうしてあらためて考えると、日本のメーカーって、時代を先取りしすぎることがありますよね。1990年代の終わりごろにトヨタが発売したプログレというクルマのコンセプトは、「小さな高級車」でした。
プログレは2代目、3代目と続くことなく姿を消したようですが、いま、子育てを終えた世代が輸入コンパクトカーに移行しているのは、「軽とかコンパクトカーだと安っぽいから嫌。でも大きなクルマも不要」というニーズがあるから、です。
ボンゴフレンディは「プレミアムアウトドアミニバン」ではありませんでしたが、新しいVクラスの仲間はどんな世界を切り開くのでしょうか。
頭から「売れねえよこんなクルマ!」って言っちゃうのは簡単なので、楽しみに動向を見てみたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
タビグルマ雑記帳は3年目に突入です
ついにタビグルマ雑記帳を始めてから2年が経過しました。
思いつきで始めたブログで、「毎日更新」は自分に課したノルマとはいえ、よくもまあ続けてきたもんだと思います。
この2年間で書いてきた記事の数は729。今書いているこの記事が730件目です。
このブログによる収入などは一切ありませんので、ある程度ブログによる収入がある人からしてみれば、金にならないことに時間をかけるなんてバ◯じゃないの?と思われるかもしれませんね。
プロフィール欄をご覧いただくとわかるように、はてなブログにお金を払う「PRO」でもありません。お金をかけない、お金もいただかない、というスタンスによって、ある程度は自由に書かせてもらっています。(もちろん、最低限のマナーやルールを守り、本業で締結している守秘義務に抵触しない範囲で、ですが)
そもそも「文章を書き、多くの人に読んでもらう」ことを仕事としてきたため、誰かに認めてもらいたいとか自分の見解を広く知ってほしい、などといった欲求は、とっくの昔にお腹いっぱいになってしまっています。
以前、このブログでも書きましたが、ある意味ではここは私の逃げ場みたいなもの。
レイアウトなども凝ったものにせず、あえて目次も付けない書き殴りスタイルは、その象徴と言えるかもしれません(笑)
そうは言っても、何か新しいこともしてみようということで、タビグルマ雑記帳のTwitterアカウント「@tabiguruma_2016」を作って連携させてみました。(Twitterが新しいかといえばそうではありませんが…)
ちなみに「2016」はブログの開設年です。
すでに私が読者になっている何人かのブロガーさんで、Twitterのアカウントをお持ちの方はフォローさせていただきました。今後、そういうケースは増えていくと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。
まあ、私からTwitterを使って発信する、というケースは多くないかもしれませんが、コミュニケーションツールとして設けておこうと思った次第です。
ですから、お情けによるフォローも大歓迎です(笑)
さて、2年間ブログを続けてきて、いくつか思い至ったことがあります。
1点目は、やはり守秘義務の壁によってクルマ関係の裏話を書くのは難しい、ということ。
ある特定の輸入車ブランドに関しては、メディアで発表されるよりもかなり前の段階で情報を掴んでいます。場合によっては、その時点では日本にあってはならないはずのクルマを見ることもあります。
だけど、こんなところでホイホイ書いてしまったら、自分の首を締める、というか個人事業主では到底賠償できない額の賠償責任を負うことになりますので、今後もそういう情報を書くことは一切ありません。
広く自動車業界に関する事柄について、私がぼんやり考えていることを書いてみようというスタンスでいこうと思います。
2点目は、旅とクルマと言っておきながら、圧倒的に旅に出かけていないな、という矛盾です(笑)
クルマ関連の仕事が忙しいと、なかなか旅行に行けません。。。
今年はもう少しデイトリップを多くしていこう、そう思っています。
3点目は、ここまで続けてきたら、やめちゃうのがもったいないな、ということ。
相変わらずお寒いアクセス件数ですが、アクセスしてくださる方がいる限り、続けていこうと思います。
そして、はてなブログユーザーの方が時折付けてくださるスターマークは、何よりの励みになります。
お情けだろうが何だろうが嬉しいものは嬉しいので、Twitterのフォローと同様に皆様からのスターマークをお待ちしております!(笑)
265年に1度と言われる「スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン」を見ながら、そんなことを考えていました。
安物の望遠レンズではこれが限界!(天体撮影って難しいのね…)
次にスーパー・ブルー・ブラッド・ムーンが現れるまでこのブログを続けるのは不可能ですが(笑)、これからも元気に毎日更新していきたいと思います。
3年目のタビグルマ雑記帳もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは今日はこの辺で。
高齢者運転標識&ジュリア クアドリフォリオ
かつて「もみじマーク」などと呼ばれた高齢者運転標識。
70歳以上のドライバーは、「若葉マーク」と呼ばれる初心者運転標識と同様に、車両の前後に高齢者運転標識を付けて運転するように努めなければなりません(道路交通法第71条の5 第3項等)。
画像:警視庁ウェブサイト
「努めなければならない」というあたりが、高齢者でもこのマークを付けない人が多い理由の1つなのかもしれませんが、このマークを付けることにより、周囲の車両を運転するドライバーに、注意義務が生じますから、ぜひ付けてもらいたいと思います。
さて、私の自宅の近所で、このマークを自動車のサイドに付けている方がいました。
さすがに他所様の家にあるクルマの写真を撮るわけにはいかないので、最もイメージが近いものを載せておきます。
それがこちら。
アルファ・ロメオのジュリア クアドリフォリオです!
おなじみ「4つ葉のクローバー」のあるあたりに、高齢者運転標識があったと思ってください(笑)
道交法の条文には「前後に」と明記されていますから、この位置ではダメ。
前後にきちんと付けましょう。
それにしても、クアドリフォリオのマークを高齢者運転標識とすり替えても、すぐには気づかれないんじゃない?(笑)
それでは今日はこの辺で。