タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

春の到来は登山シーズンの到来!

三寒四温といった典型的な春の天候になってきましたね。冬山には登らない私にとって、春の訪れは登山シーズンの訪れでもあります。

 

友人はなんと「大山『野菊と信仰の道』トレイルラン大会」に出るとのこと。登山のときはあれほどトレラン邪魔とか言ってたくせに(笑)

 

さて、私はこれまで3000m級の山に登ったのは、「アルプス一万尺」で触れたように、槍ヶ岳(3190m)のみです。

 

今でもこれは最もキツかった山行として記憶に残っています。

 

というのも、最もポピュラーなルートである槍沢沿いではなく、槍沢の途中にある水俣乗越から東鎌尾根に上り、ヒュッテ大槍で1泊する、とうものだったからです。

 

水俣乗越まではトレッキングといった感じでしたが、東鎌尾根への登りがかなりの急勾配。コースタイムは1時間30分でしたが、20分くらいで一旦休憩!

 

その時に振り返って撮ったのがこちら。

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まだまだ登るけど、槍沢があんなに下に見えたのでちょっとテンションが上がりました

 

東鎌尾根に登ってしまえばあとは尾根道だ、と思っていたら、長いハシゴを下る場所があり、結構アップダウンが激しかったので、これまたキツい!

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足が震えるような長いハシゴを下ります。撮影者が立っている場所はかなり高度感のある尾根。

 

で、途中から雨がぱらつくは、アラレが混じるはで、生きた心地しませんでした。

 

トドメが「さすがにあと10分くらいでヒュッテ大槍のはず!」と思った直後に出てきた看板に「ヒュッテ大槍まで45分。もう少し!ガンバレ!」の文字。。。

 

這々の体でヒュッテ大槍に到着したのが16時頃。上高地を出発したのが6時30分くらいでしたから、9時間近く行動したことになります。これまでの最長ですから、そりゃキツいわけです。

 

それでも、翌朝は快晴。ヒュッテ大槍からはこんな眺めが。

 

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モルゲンロートの槍ヶ岳。昨日の疲れも吹き飛びました。

 

今年はどんなアドベンチャーになるでしょうか。

待ってろよ!奥穂高岳

 

それでは今日はこの辺で。