タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

コンセプトは眠ることではない!? ホテル・ザ・エム インソムニア 赤坂オープン

ソラーレ・ホテルズ・アンド・リゾーツの新しいホテル「ホテル・ザ・エム インソムニア 赤坂」が3月15日、オープンしました。

 

www.solarehotels.com

 

オープンの1週間前には、縁があってプレス発表&内覧会に参加させていただきました。社長の説明では、コンセプトは「ホテルらしくないホテル」だとのこと。TBSのある赤坂という土地柄、メディア関係者も多いということで、部屋では夜通し飲みながらアイデアラッシュをする、なんて使い方をしてもらって構わない、ということだそうです。

 

そのため、最初は「ベッドを置かなくていいんじゃないか」というアイデアも飛び出したそうです。ベッドを隠すとコストの面で大変、ということで却下されたそうですが。

 

また、通常のホテルであれば、「デラックスルーム」とか「デラックスツイン」といった呼び方をする客室も、ストレートに広さを呼び方にしています。例えば、40平方メートルの部屋は「Forty(フォーティ)」、55平方メートルなら「Fifty-Five(フィフティファイブ)」といった具合です。

 

チサンホテルを運営するソラーレですが、その印象を変えるのには十分なインパクトのホテルだと思います。

 

ただし、もともとマンションだった建物を居抜きで改装しているため、客室のドアを開けると「おじゃましまーす」と言いたくなる感じ。また、バスルームはどの部屋も同じ仕様なので、そのあたりがもう少し遊び心があってもよかったのかな、とは思います。宿泊料金もちょっと高めに設定されているのも気になりました。

 

客室の総合的な印象としては、尖ったコンセプトのわりには落ち着くべきところに落ち着いたかな、というものでした。

 

とはいえ、既成概念を打ち破ろうとするその姿勢、これからのソラーレには大いに期待できそうです。今後もその動向を注視したいと思います。

 

それでは今日はこの辺で。