タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

懐かしのメヒコでカニピラフ

今頃思い出した、というか、それをブログのネタにすればいいじゃん、というのが、先日の「道の駅&マセラティ・クアトロポルテ」の時の食事のことです。

 

巨大なホームセンターに行った、と書きましたが、そのホームセンターがあるのは茨城県守谷市。で、ホームセンターからそう遠くない場所にある「シーフードレストラン メヒコ」でお昼を食べよう、となりました。

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守谷市にあるのは「守谷フラミンゴ館」。本物のフラミンゴが何羽もいる中庭を、ぐるりと囲むように客席が備えられています。人気なのは中庭に面した席。3世代の家族連れですでに埋まっており、中庭から離れた席に案内されました。

 

で、このレストラン「メヒコ」ですが、遠い記憶をたどると、福島県郡山市にあるメヒコに、叔父も含めた大人数で小学校に入学する前くらいに行ったはずなんです。ガラス越しにフラミンゴを見て、その記憶が蘇りました。もう懐かしくて懐かしくて(笑)

 

とはいえ、他人が食事しているテーブルの近くでフラミンゴの写真を撮るほど行儀は悪くないので、店内の写真はありません。ちなみに、ピラフも食っちゃってから「あ、写真撮ってないや」と気づく始末。まあ、写真撮ってる間に冷めちゃいますからね。

 

よくラーメンの写真なんぞをフェイスブックツイッターにアップして「おいしそう!」とかコメントしてから食べる人がいますけど、私に言わせりゃできたての一番おいしい瞬間を逃してるのに「おいしそう!」って、ね(笑)

 

それはさておき。

 

失礼な話で恐縮なのですが、メヒコが今でも生き残っていたことには驚きでした。この手のテーマレストランって、継続するのはかなり難しいというイメージがあるからなんです。メヒコが健在の理由として考えられるのが、接客スタッフの質と量。

 

料理はおいしいのに、スタッフを呼んでもなかなか来ない、面倒くさそうな態度を醸し出している(っつーかヤンキーみたいなのばっかり)、そもそもスタッフの数が足りていない、なんて経験をした方は少なくないと思います。そういうお店は遅かれ早かれ淘汰されます。

 

でも、メヒコでは真逆でした。呼んだらすぐに来てくれましたし、接客態度も良い(というか楽しそうに仕事をしている)、そして人数も十分、と完璧でした。1970年に福島県いわき市に1号店がオープンしてから46年も継続できているのは、このあたりに要因があるのかもしれませんね。

 

なお、メヒコとはスペイン語でメキシコのこと。メヒコの資料によると、遠洋漁業の船団長がメキシコ湾で見たフラミンゴの姿に感動し、その後継を見ながら食事できるレストランを作ろう、となったのが始まりだそうです。

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なんか応援したくなっちゃいますね。

 

それでは今日はこの辺で。