タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

アルファロメオの「I LOVE CINEMA」

クルマのテレビCMなどは、ターゲット層に向けて制作されるものですが、アルファロメオがこんなことをやっていたんですね。

 

www.alfaromeo-jp.com

 

ショートムービーの祭典と位置づけている「I LOVE CINEMA」。若手監督に制作の機会と発表の場を設けるという意味では、とても素晴らしい試みだと思います。

 

さて、受賞作品について少し触れておきましょう。

 

グランプリを受賞したのは『助手席にジュリエッタ』。クルマを擬人化した物語です。これを見て真っ先に浮かんだのが、トヨタの「T子」のテレビCM。このテレビCMと被っちゃっているように感じたのは私だけでしょうかね。

 

審査員特別賞は『好雨、時節を知る』。感動系ストーリーです。監督のコメントで「ジュリエッタの登場シーンが少なめなのですが、その分印象的に存在感を表現できたと思っています」とありましたが、いくらなんでも少なすぎるかなぁ。というよりも、あれだとクルマが登場する必要性がない、というか。ちょっと唐突な気がします。

 

ただ、先にも書きましたが、作品を制作して発表する機会があるというのは、若手クリエイターにとって何よりも重要なことです。アルファロメオにはぜひとも続けていってほしいですね。願わくは、この「I LOVE CINEMA」が飛躍への登竜門となるようだといいですねぇ。

 

それでは今日はこの辺で。