タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

首都高での最速車種は?

あるスーパーカー的な輸入車のインポーターさんとの雑談で、「ウチのクルマなんかよりも首都高で速いのがあるんですよ」なんて話題になったことがあります。

 

皆さん、そのクルマって何だと思いますか?

 

メルセデスAMG GT?

フェラーリカリフォルニア

日産GT-R

 

全部ハズレです。

 

正解は、トヨタプロボックス

http://toyota.jp/pages/contents/probox/001_b_001/image/gallery/carlineup_probox_gallery_01_lb.png

出典:トヨタ プロボックス | トヨタ自動車WEBサイト

 

いわゆる外回りの営業マンが乗るクルマですね。ライトバンなんて呼ばれた時代もありましたっけ。プロボックススペシャルサイトまでありますから、トヨタとしてはかなり力を入れているクルマなんだと思います。

toyota.jp

 

プロボックスの装備である意味感動的なのが、「1Lの紙パックを保持できるドリンクホルダー」でしょう。500mlのペットボトルじゃないんですね。コンセプトが「1日の大半をクルマの中で過ごすビジネスマンのために」だそうですから、いかにも国産車メーカー的な心配りだと思います。

 

現在プロボックス以外のライトバンとしては、日産がAD/ADエキスパートを製造しています。日産はADについて、「スーパーコンビニエンス コックピット」を標榜し、「車内にいても自分のデスクにいるかのように仕事を進められる」というのがコンセプトのようです。これもまたメーカーの心配りでしょう。

www.nissan.co.jp

 

この雑談をしてからは、平日の首都高および首都圏の高速道路で、プロボックスやADが目にとまって仕方ありません(笑)そして、夕方の都内方面へ向かう高速道路では、いかにも大急ぎ、といった走り方が大半です。首都高最速と言われるのもよくわかります。

 

おそらく帰社して報告書やら日報なんかを提出しなければならないのでしょう。クルーズコントロールで悠々と走る高級輸入車の走り方と異なるのは当然です。

 

でも、プロボックスのタイヤサイズは「155/80 R14」。こんな細いタイヤで雨の日でも他車の間を縫うように車線変更しながら走るのは、結構危ないと思います。しかも過積載ぎみのクルマもちらほらいますしね。タイヤの溝の残り具合によってはスリップしてスピン→多重衝突事故なんて最悪の事態も考えられます。

 

営業マンの皆さん、急ぐ気持ちはわかりますが、ぜひ安全運転でお願いします!

 

それでは今日はこの辺で。