タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

隅田川を航行するのは屋形船だけじゃない!

独立前に勤めていた会社はオフィスが隅田川のほとりにありました。入社して「のびーさんのデスクはここだから」ってあてがわれたのが、まさに隅田川を見下ろせる窓際の席。眺めは良かったのですが、夏の午後は西日がキツくて寒暖計は31〜32度を指すことも珍しくありませんでした。クーラーが動いているはずなのに。。。

 

それにしても「窓際」と書くとちょっと抵抗ありますね(笑)

 

で、入社してまず驚いたのが、隅田川を航行する船の数。

 

オフィスは隅田川大橋と永代橋の間で、江東区側の運河が多いエリアの入り口みたいな場所でしたから、材木や砂利を積んだハシケとそれを引くタグボートみたいなのはしょっちゅう行き来してました。5月くらいになると、平日にもかかわらず高そうなクルーザーやジェットスキーで遊ぶお大尽たちが出没。浅草/お台場間で運航される水上バスなんてのは1日に何便も通っていました。さらに、取り締まりのために警視庁のパトロール艇や東京消防庁の消防艇も頻繁に行き来しています。道路と同じなんですね。金曜の夜になるとイメージどおりの屋形船が出てくる、と。実に賑やかでした。

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隅田川大橋から清洲橋スカイツリー方面。何気なく撮った1枚の中に5隻もの船が!

 

私のお気に入りは、警視庁のパトロール艇「みやこどり」「らいちょう」「はくちょう」です。スラロームみたいな無茶な操縦をしていたアホなクルーザーを追いかけている場面に遭遇したことがあるのですが、船首を浮かせて走る姿はなかなかカッコいい。スピードも結構出るようですから、パワーボートでもなきゃ逃げられないですね。

 

あとは水上バスで、『銀河鉄道999』や『宇宙戦艦ヤマト』などの作者として知られる松本零士がデザインした「ヒミコ」「ホタルナ」は見ていて楽しかったですね。もう10年も前ですが、台場に行った時に撮ったヒミコの写真がありましたので載せておきます。

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まあ、近未来だこと(笑)

ただし、ヒミコやホタルナは外に甲板がないので、東京湾と隅田川の風を感じたい人には不向きかもしれません。冬に東京で遊ぶときに利用するのならちょうどいいでしょうね。

 

というわけで、東京は狭いといっても、まだまだ知らない場所は無数にあります。やっぱり実際に行って自分の目で見ると発見があって楽しいですよね。今度はどこに行こうかな。

 

それでは今日はこの辺で。