レヴォーグ ✕ STIのコンセプト
レヴォーグに最上級グレードが加わることになりましたね。
その名も「1.6STI Sport EyeSight」と「2.0STI Sport EyeSight」。
開発責任者のインタビューなどがティザーサイトで見られますので、まずはこちらをご覧ください。
インタビューにもありましたが、「STI」という名前が付くと、どうしてもこれまでの足回りをガチガチに固めたスポーツモデル、というイメージがあります。フロントグリルに「STI」バッジの付いたスバル車が後ろにきたら、スバルユーザーの私でもイヤですからね。ガラ悪いなー、って。
ところが、レヴォーグのSTIは過去のSTIモデルとは一線を画するようです。どちらかといえば、乗り心地を損なわない「走りの質感」を重視したモデルとのこと。インタビューでこのクルマの仕上がりを「100点満点」と言い切っているのですから、かなり自信をもってリリースするクルマなのでしょうね。
とはいえ1.6Lの価格は348万8400円、2.0Lは394万2000円。最上級グレードなのでわからんでもないですが、ちょっと高く感じます。登場時はダウンサイジングターボとして紹介されていたレヴォーグ。私の年代より上の人からは「1.6Lのクルマなのに350万円近いお金を出すのは抵抗がある」という声も聞こえてきそうです。
ちなみに最近のスバルは「走りの質感」とか「動的質感」みたいな言葉を好んで使っていますよね。「ドライバーの意のままに走る、加速する、曲がる、止まる」を極めるという開発の根底にあるコンセプトのようです。
さあ、レヴォーグの「STI」、どれくらい売れるもんでしょうか。モノは良さそうですから、「販売力がイマイチ」といわれるスバルの力が問われそうです。
それでは今日はこの辺で。