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タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

ついにSAABが消滅へ…

スウェーデンの自動車ブランドとして長年愛されてきたSAAB(サーブ)が、ついに2017年に消滅することが発表されました。

www.sankei.com

 

日本でもファンが多く、SAAB 900といったヒットモデルもあったので、なんとなくさびしいですね。2012年に中国資本の「NEVS」に買収されたわけですが、経営が悪化したのはその前段階のゼネラル・モーターズ傘下時代と記憶しています。リーマン・ショックの影響をまともにくらい、2011年に破綻。ブランド名を守るためにNEVSが買収に名乗りを挙げたわけですが、そのNEVSが電気自動車に注力したいという意向があり、買収からわずか5年でブランドを消滅させる決断に至ったようです。

 

たしかSAABは乗員の安全や環境への影響を低減させるための取り組みを、他社に先駆けて行ってきたメーカーだったと思います。シートベルトの標準装備化やアスベスト不使用のブレーキパッドの採用などはその一例です。ある意味では現代において最も必要とされる経営哲学を持っていたメーカーです。その哲学を象徴するブランドがなくなるというのは、実に悲しいことですね。

 

デザインも個性的で、日本のメーカーには絶対に真似できないようなデザイン言語が取り入れられた姿でした。今でもSAAB 900なんて状態が良ければ結構な値が付くんじゃないでしょうか。そういえば編プロ時代の同僚でもSAAB乗りがいて、「故障は少なくないけど、このデザインがいいんだ」と笑っていました。今、彼はどんな気持ちでいるのでしょうか。

 

それでは今日はこの辺で。