「インバウンド」ってまだ市民権を得ていない言葉でした。。。
旅行関連の記事、特に訪日外国人に関連した新しいビジネスの記事を書く仕事をいただいています。
で、当然のように「インバウンド」という言葉を使っているのですが、先日の『ガイアの夜明け』を見ていてびっくり!
「インバウンドとは、日本を訪れる外国人の旅行者のことです」って解説が加えられていました。
ああ、そうか。まだまだ市民権を得ていない言葉なんですね。ちなみに対義語となる海外に出掛けていく日本人旅行者のことは「アウトバウンド」です。
旅行業界は2000年代に入ってから、日本の主要産業のひとつとして認知してもらうべく、さまざまな努力を続けています。
が、現実はそうではない。
2001年の米国同時多発テロや2003年のイラク戦争に代表されるテロや戦争に政情不安、地震や津波、噴火といった自然災害、SARSのような伝染病が起きると、あっという間に立ちゆかなくなるビジネスでもあります。
それに、最大手のJTBが非上場というのも、今ひとつ業界の足並みが揃わない要因の1つじゃないでしょうか。それだけでこの業界がワンランク下に見られてしまうというか。。。
インバウンドという言葉が「VR」みたいに認知されてくれば、まだ旅行業界に望みはあると思います。
私ができることは限られていますが、ちょっとだけでもその足しになれるように頑張ろうと思った次第。
それでは今日はこの辺で。