上半期の出国日本人数は3.8%増!
日本政府観光局(JNTO)の統計によると、今年上半期(1〜6月)の出国日本人数は前年同期比3.8%増の791万700人だったそうです。
そして下半期のスタートとなる7月単月では、前年同月比8.9%増の142万7000人。
若者の旅行者離れやら何やらいろいろ言われていますが、昨年の実績を上回ってるじゃないですか(笑)
私の4月の出張も上半期の統計に含まれていると思うと、増加に貢献しているような気になるので不思議なものです。スポンサー様に連れて行ってもらっただけですけど。
この増加した分の全てがレジャー目的ではないでしょうが、実は言われているほど景気って悪くないんじゃないでしょうか、なんて思っちゃいます。
私個人に限れば、決して景気が良いとは言えないのですが(笑)
ただし、旅行者数の統計って難しいんですよね。
例えば前の年に何かテロや政情不安、自然災害などがあって一時的に旅行者数が減少すると、その翌年の同時期は「大幅増」となって数字が出てしまうんです。そういう場合は「何もなかった一昨年と比較」みたいな分析も必要になります。
いずれにしても、政府機関の数字だけを見ていると、実態が見えないこともあるので、マーケティングなどの仕事をしている方は、こういう数字を使う際には気をつけましょうね、という話でした。
それでは今日はこの辺で。