詳しく知らなかった「須賀川の松明あかし」
東北の伝統行事やお祭り、イベントに関する画像を手配するという仕事を手伝ったのですが、私は山形県と福島県を担当しました。
急なお願いだったにもかかわらず、快くご協力くださった自治体や観光協会、実行委員会の皆さん、この場でも御礼申し上げます。ありがとうございました!
それにしても、いろんな祭りやイベントがあるもんですね。
例えば山形県天童市の「天童冬の陣 平成鍋合戦」なんてイベントは知りませんでした。
1996年に始まったイベントということですから、結構長い間続いています。同市の商工会議所青年部が始めたのだそうです。
最初に企画を出した時は、ネガティブなことを言う老害おじい様がたばかりで大変だったでしょうね。今年で22回目を迎え、国内外から味自慢の鍋が参加する大イベントに成長したわけですから、青年部のみなさんの努力に敬意を表します。
こちらは私の故郷・石川町からも近いため、当然この伝統行事については「日本三大火祭りの1つだ」ということくらいは知っていました。
www.city.sukagawa.fukushima.jp
しかし、由来などまで詳しくは知らなかったのです。
戦国時代の仙台・伊達家と須賀川・二階堂家の合戦(というか伊達の須賀川城攻め)で戦死した人々の霊を弔うために始まったそうです。
始まった頃は、新領主の目をはばかって「ムジナ狩り」と称していたなんてのも、まったく私の知るところではありませんでした。
あんなに近くに住んでたのにね。
下記のウェブサイトで、祭りの由来やみどころなどが「松明をもりたてる会」の方によって語られています。興味のある方はぜひ。
故郷のことでも知らないことがたくさんあります。
年齢を重ねてきたことで、故郷のことを知らないというのがとても寂しく感じるようになってきました。
離れて生活してはいますが、少しずつでも知る努力をしていこうと密かに決意した次第です。
それでは今日はこの辺で。