この発想はなかった!テスラ モデルXのファルコンウィング
プレミアムEVメーカー、テスラが初のSUVを発表しました。
その名も「モデルX」。
車名にひねりはありませんが、一目でテスラのSUVとわかる機構が採用されています。
出典:テスラジャパンウェブサイト(https://www.tesla.com/jp/)
なんと、リアドアが上方に開く「ファルコンウィング」!
いやー、この発想はなかった!リアドアですからね、上方に開くのは。
テスラジャパンのウェブサイトによると、「横と上の空きスペースが非常に広いため、屈んだり無理な姿勢を取らずとも、お子さまの頭をルーフにぶつけることなくチャイルドシートに座らせることができます」とのこと。
また、モデルXは3列シート仕様ですから、ファルコンウィングは2列目、3列目への乗り降りも楽なのだそうです。
このように、ファルコンウィングは見た目のインパクトはもちろん、実用性も考慮されて採用されているようです。
そしてテスラのクルマですから、航続距離は542kmと十分。加速性能に優れたEVですから、さぞかしスゴイだろうと予想していたところ、0-100km/h加速はなんと3.1秒!ポルシェ 911 GT3 RSが3.3秒ですから、もうガソリンエンジンがかなう相手ではないようです。
現時点での予約分は、2017年前半以降に納車予定とのこと。米国では大人気のテスラですが、日本ではプレミアムカーとしての知名度はまだまだ。今後の日本市場でどれだけ存在感を示せるかは、積極的な露出をはじめとするマーケティングにかかっているのかもしれませんね。
テスラの動向もしっかり注視していきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。