タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

幻の名車「くろがね四起」だよー!

昨日のニュースですが、幻のクルマ「くろがね四起」が復元され、一般公開されました。

 

readyfor.jp

 

www.sankei.com

 

「くろがね四起」というのは愛称で、正式名称は「九五式小型自動車」。うーん、響きはやっぱり「くろがね」の方がいいですよね(笑)

 

同じ時代の軍用車では、ドイツ陸軍のキューベル・ワーゲンやアメリカ陸軍のジープがあまりにも有名ですが、これらのクルマに先駆けて開発・完成していたのが、国産の「くろがね四起」だったそうです。

 

貨客両用を前提に開発されたキューベルワーゲンやジープと異なり、くろがね四起は人員輸送を主目的として開発されたため派生モデルが少なく爆発的な普及には至らなかったようです。5000台に満たない台数のみが生産されたとのこと。

 

そのため現存する車両はほとんどなく、今回修復されたくろがね四起もスクラップに等しい状態からスタートしたそうです。欧米から技術的に遅れていると思われていた時代に、国産でこのクルマを作れていたことから、日本人の物づくりに対する姿勢を垣間見た気がします。

 

そしてお恥ずかしい話ですが、今回のニュースを見るまで、私はこのクルマの存在を知りませんでした。プラモデルでも発売されたら買っちゃおうかなー、なんて思っていたところ、、、

 

tamiyashop.jp

 

もう売ってました(笑)

 

さすがタミヤ!1/48スケールのミリタリーミニチュアシリーズです。

 

それでは今日はこの辺で。