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タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

修善寺、好きになっちゃうかも

さて、1泊2日の伊豆旅行ですが、当初は群馬県内のキャンプ場で星空を眺める予定でした。

 

が、バンガローの料金が思いのほか高かったこと、テント泊はインドア派の妻にとってハードルが高いこと、なにより寒いこと、といったネガティブ要素を2人で挙げ始めてしまったので、私が「別に温泉旅館に1泊とかでもいいんだよ」と提案。

 

即決で「じゃあ、温泉で」となりました(笑)

 

場所はどこでもよかったのですが、なんとなく思いつきで伊豆に。楽天トラベルで稲取温泉の赤尾ホテルを予約したのが出発の4日前。用意周到に準備する我々にとってはかなり直前での予約となりました。

 

ですから、温泉以外はノープラン。

 

20年前に家族で下田に来たり、学生時代に弓ヶ浜で合宿したり、旅行業界誌の記者だった頃に社員旅行で熱海に来たり、ちょいちょい伊豆半島にはお世話になっていましたが、いざ個人でクルマで動くとなるとまったくアイデアが浮かびません。

 

携帯であれこれ検索したり道の駅にあったパンフレットを見たりしながら、1日目の行き先を「修善寺」に決定。

 

結論から言うと、この判断は大正解でした。

 

私、勝手に修善寺の温泉街をバブル期にどっと人が押し寄せて、その後衰退した寂れた街並みと想像していたんです。

 

が、キレイに整備されていて、気持ちよく散策できました。

 

まずは修善寺から。

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決して大きくはありませんが、源氏ゆかりのお寺ですから外すわけにはいきません。

 

修善寺の正門を背に見た川沿いの風景はこんな感じ。

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中洲にある東屋は足湯です。

 

源範頼の墓を訪れた後、川沿いの遊歩道を戻ってきたのですが、この遊歩道が整備されていて実にイイ!

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特に私たち夫婦が気に入ったのが、右手に観える竹林。風情を感じられる素晴らしい散策となりました。

 

ただ、これだけでは「修善寺が好きになっちゃうかも」なんて言わないのが、ひねくれ者のびーの真骨頂。

 

では何があったのか。

 

実は、修善寺に着いてクルマを駐めた駐車場でのこと。前払いの料金を支払うため、管理人さんの小屋に行ったところ、散策用のマップをくださったのです。

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4つ折りにして尻のポケットに入れていたので汚くなっちゃいました。。。

 

管理人さんはこのマップを見せてくれながら、現在地はどこか、駐車場に戻ってくるときに目印にする建物はどれか、来た道は一方通行なので帰る際はあっちの道路をこう進んでくれ、などと親切丁寧に教えてくれたのです。

 

それから、鎌倉幕府2代将軍の源頼家の墓を訪れる途中、お店の片付けをしていた男性が「こんにちは。いらっしゃいませ」なんて声をかけてくれたのも印象的でした。

 

おそらく、修善寺も人が来ていた時期のままでいたら、私の勝手な想像のように寂れた温泉街になってしまっていたでしょう。でも「それではいけない!」と声を挙げた人たちが、「街全体で観光客に気持ちよく散策してもらおう」という地道な活動を提唱し、ここまで浸透してきたのではないでしょうか。

 

親切にされて頭にきて「二度と来るか!」って言う人はいないはず。また、今年8月に訪れた忍野八海のような商魂全開!という雰囲気が薄かったのも好印象。

 

遊歩道の整備といったハード面はもちろん大切ですが、こういったソフト面ってすごく大事なんだと実感した次第です。

 

敬意を表して、伊豆市観光協会修善寺支部のリンクを貼っておきましょう。

www.shuzenji-kankou.com

 

寂れて人が来ないと嘆く地方の観光協会の方には、こういう視点で修善寺に行ってみることをお勧めします。

 

何が必要なのか、すぐにわかると思いますよ。

 

それでは今日はこの辺で。