フォルクスワーゲンのプラットフォーム
フォルクスワーゲンが「新型ティグアン登場」といってテレビCMをはじめ、さまざまなプロモーションを行っています。
画像:フォルクスワーゲン公式ウェブサイト(http://www.volkswagen.co.jp/ja/models/tiguan.html)
どんなもんかと軽く調べてみたところ、、、
エンジンはアウディQ3の1.4Lモデルと同じっぽいです(笑)
<新型ティグアン>
エンジン型式 → CZE
<Q3 1.4 TFSI>
エンジン型式 → CZD
性能は両者まったく同じで、最高出力が110kW(150PS)@5000-6000rpm、最大トルクが250Nm(25.5kgm)@1500-3500です。
まあ、フォルクスワーゲンに限らず、BMWだって1シリーズのエンジンをミニに採用したり、メルセデス・ベンツだって日産スカイラインに2.0Lエンジンを供給したり、その日産はジュークターボのエンジンをルノーに供給したりと、こんなの今どき珍しいことではありません。
もっと詳しく調べれば、フォルクスワーゲンとプラットフォームが同じ同グループのクルマって、たくさんあるのだと思います。
でも、「プレミアムブランドだから」という理由でアウディを購入したユーザーは、フォルクスワーゲンと同じエンジンと聞いてどんなふうに思うのでしょうね。
ブランド名で「大衆車」って言っちゃってますからね、フォルクスワーゲンは(笑)
それとも、アウディはかつて大衆車でしたから、そこは笑って許せる感じなんでしょうか。
トヨタのTNGAやスバルのSGPなど、今後ますますプラットフォームを共有するクルマが増えていくのかと思うと、経営的なメリットは認めつつも、上位モデルと下位モデルがプラットフォームを共有することに対する複雑な思いもあります。
とはいえ、これが今後の主流になっていくのでしょうから、そのなかでどんな個性的なクルマが出てくるか、ある意味では楽しみです。
それでは今日はこの辺で。