ホノルル線でJALとANAの競争激化へ!
先月末に発表されたANAホールディングスの中期経営戦略によると、全日空の国際線はリゾート路線を強化する方針が明らかになりました。
Aviation Wireの記事にも書かれていますが、短距離国際線にはA320neoを投入するほか、成田/ホノルル線にはA380を投入するそうです。さらにホノルル線には、ビジネスクラスにフルフラットシートを導入したB787-9を投入するんだとか。
その他の施策も含め、私にはかなり攻めているように思えます。
だって、ハワイはこれまでJALが牛耳ってきた路線。そこに真正面から堂々と殴り込みをかけようってわけですからね。
閑散期の需要喚起策としてホノルルマラソンの冠スポンサーになったり、10年くらい前からは自転車のセンチュリーライドにも力を入れ始めるなど、JALとしてもこれまで投資してきた額が大きいだけに、そう簡単にパイを奪われるわけにはいかないと思いますが。。。
ただ、最近のJALに対して1点だけ声を大にして言いたいのは、、、
税金を投入してもらい、負債を踏み倒したことで立ち直ったのを忘れてやいませんか
ということ(笑)
一時期ANAと合併するんじゃないかなんて笑い話もありましたが、本当は笑ってられないくらい謙虚にやってほしいのですけど。ナショナルフラッグキャリアが破産するところまでアメリカの真似をしなくてもいいのにね(笑)
ちょっと遠回りな言い方になりましたが、そんなJALの姿を見ているだけに、ANAの攻めの姿勢は経営計画にも現れるのかな、と思っています。
いずれにしても、競争によって利用者に選択肢が生まれるのは歓迎すべきことです。
卑怯な手を使って相手を蹴落とすのではなく、消費者に答えを出させる正当な競争により、良きライバルとして切磋琢磨してください。
と、ハワイに行ったことのないのびーが偉そうに語ってみました(笑)
それでは今日はこの辺で。