S660の特別仕様車とスポーツカーの宿命
ホンダS660に特別仕様車「ブルーノレザーエディション」が登場しました。
ボディカラーはホワイト・パールとグレー・メタリックに加え、こちらの特別色「ベルベットマルーン・メタリック」を設定。
なかなか渋い色です。S660の購入層はいわゆるオジサマたちがメインでしょうが、この色使いは今まで以上にオジサマ受けしそう。。。
ちなみにブラックのホイールも特別仕様車専用の設定だそうです。
内装は専用カラーの「ジャズブラウン」で、スポーツレザーシート、本革巻ステアリングホイール、インパネソフトパッドなど、かなり質感を高めているようです。
上記画像3点:ホンダ公式ウェブサイト(http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/type/gasoline/)
S660は2013年の東京モーターショーで公開され大きな話題を呼び、街中やドライブに出かけた先でも見かけるようになりました。それにしても、特別仕様車が出るような段階になってきたのですね。。。
こういうスポーツカーをはじめとするスペシャリティカーというのは、基本的には発売直後が最も売れるもの。
「待ってました!」と飛びついたファンがひととおり購入した後は、販売台数って大したことなくなってしまうわけです。
そうすると、お得感のある特別仕様車や限定車を細切れに出してプレゼンスを保つしかなくなります。この戦術は、洋の東西やプレミアムブランド・量販ブランドを問わずにとられていますから、ホンダがどうこうではありません。
いわゆるスポーツカーの宿命とでも言うべきでしょうね。
発売直後に買ってくれたお客さんが怒るレベルのお得感がある特別仕様車も世の中にはあります(スバルなんて年次改良で性能が大幅に向上しちゃうこともザラ)が、今回のS660 ブルーノレザーエディションくらいの内容なら問題ないと思います。
というわけで、セカンドカーとして買える人はバンバン買ってください!
それでは今日はこの辺で。