新型プレミアムカーの発表会は場所選びも重要!AMG E63 S+の発表で感じたこと
前職でお世話になり、今も協業することがある先輩A氏から、「メルセデス AMG E63 S+の発表会に行ってきたよー」と連絡がありました。
発表会の場所は、六本木のメルセデス・ベンツ コネクション。
www.mercedes-benz-connection.com
ちょっと前に「メルセデス・ベンツがラーメンを作って販売!」というニュースをご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、コネクションはその際に注目を集めた施設です。
これができてからメルセデス・ベンツの新型車発表会はここで行われているわけですが、226万円のsmartも、1700万円もするAMG E63も、発表会は同じ場所。A氏もやはりそこが気になったようです。
プレミアムブランドの場合、新型車の発表会は都内の高級ホテルなどで行うことが多く、ブランドイメージというものをとても大切にしているのがよくわかります。
例えば、昨年日本で正式に発表されたベントレー ベンテイガのプレス発表会は、六本木のグランドハイアットで開催。車両の展示以外にも、ベントレーの世界観に引き込む仕掛けが随所にありました。
また、先週発表されたフェラーリのフラッグシップである812superfastの発表会は、赤坂プリンス クラシックハウスで開催されました。3月のGTC4Lusso Tの発表会が代官山の蔦屋だったことを考えると、ブランド内でも差をつけることはあり得るわけです。(蔦屋での発表会は、GTC4Lusso Tのターゲットを考えるとベストチョイスだったように思います)
誤解のないように記しておきますが、メルセデス・ベンツはプレスを招待しての海外試乗会を積極的に行うなど、かなりプレス対応が良いメーカーです。
でもなぁ、いくらモータージャーナリストの影響力が落ちているとはいえ、メーカーの正式なプレス発表会ですからねぇ。通常ラインナップのEクラスならコネクションで何の問題もないように思うのですが、AMGモデルの場合はもう少し別の演出もあったんじゃないかなー、と思うわけです。
発表会の会場(=ブランドイメージ戦略)という視点も交えて、今後の新型車の発表を楽しみにしたいと思います。
それでは今日はこの辺で。