地図は旅行先で買うと最高の思い出になるよん
今やほとんどの人がGPS内臓のスマートフォンを持つ時代になりました。
都内に行くとリクルートスーツを着た学生が、携帯を片手に目的地までの道を調べているような姿をちらほら見かけます。
私が就職活動していた頃(3カ月でほっぽり出したけど)は、ポケット版の東京の地図を持ち歩き、それでも迷った場合はコンビニとか不動産屋に飛び込んで道を聞いたものです。
その話を打ち合わせで訪れた制作会社の新卒君に話したら、昭和時代の人たちって、僕らの世代とは逞しさが違いますよねと、褒められてんだか貶されてんだかわかんないことを言われましたwww
道を聞くだけで逞しいと思ってくれるのか。。。
それに、私は生まれこそ昭和ですが、学生生活を送ったのはれっきとした平成時代なんですけどね。。。
閑話休題。
紙の地図が売れてない、っていうニュースがありました。おそらく事実なのでしょう。
旅行先でもスマートフォンのGPSに頼る人は少なくないでしょうが、知らない国に行って本屋で紙の地図を買うと、実は思い出深い記念品になるんですよ。
もう10年以上前ですが、取材でマルタ共和国を訪れたことがあります。
プライベートでは行く機会はまずないであろう国です。事前情報もさほどなく、現地に到着し、2日目に首都バレッタに着いてから本屋さんで地図を買いました。
今でもこうして手元に残っています。
こうして広げてみても、どうってことのない地図です(笑)
でも、この地図を広げると、アッパーバラッカガーデンから見下ろしたグランド・ハーバーは美しかったなー、とか、ゴゾ島まで行けたのはラッキーだった、とか、鮮明に思い出すことができるんですよね。
Googleマップで見ても同じじゃんって言われたらそれまでなのですが、本棚を整理した際にこんな地図を見つけちゃったら、それだけで嬉しさ倍増なのです。
近々海外旅行に出かける予定のある方は、騙されたと思って現地で地図を買ってみてください。
アナログなのも結構いいですよ〜。
それでは今日はこの辺で。