タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

フェラーリ、カリフォルニアTの後継車種「ポルトフィーノ」登場!

フェラーリからカリフォルニアTの後継車種と位置づけられる「ポルトフィーノ」が発表されました。(日本ではまだですが)

 

今日はポルトフィーノのエクステリアデザインで感じたことをさらっと綴ってみたいと思います。

 

まず、ポルトフィーノはこんなクルマです。

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/ferrari-portofino/

 

先代モデル、というか現行のカリフォルニアTがこちら。

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/california-t/

 

ボンネットのエアインテークとかサイドのエアベントは基本的には変わっていないように見えますが、ヘッドランプの形状が大きく変わっているのが印象を大きく変えている最大の要因でしょう。

 

真正面からだとその違いは歴然。

 

ポルトフィーノ正面。

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/ferrari-portofino/

 

カリフォルニアT正面。

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/california-t/

 

ここ1年くらいのフェラーリは、特に「ワイド&ロー」を強調するデザインとなっています。ですから、ヘッドランプの形状が横基調になったほか、フロントグリルの開口部もかなり横方向の広がりを意識したデザインです。

 

全幅はカリフォルニアTが1910mmでポルトフィーノは1938mmですから、その差は28mm。3cmもありません。でも、数字以上にポルトフィーノの方が大きく見えるように思います。

 

まあ、このへんはカリフォルニアTのデザインにピニンファリーナが絡んでいるのに対し、ポルトフィーノフェラーリ・デザインセンターの手によるもの、という差が出ているのだと思います。

 

5月に日本で発表・発売されたフラッグシップモデルの812superfastもワイド&ローを強調したモデルでしたが、こちらもフェラーリ・デザインセンターが手掛けたもの。デザインの基本的な考え方は同じなのでしょうね。

 

ちなみに私のポルトフィーノの第一印象は、正面から見るとGTC4Lussoに似ているなというものでした。

 

こちらがGTC4Lussoの正面です。

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/gtc4lusso/

 

似てませんかね?(笑)

 

それはさておき。

 

ポルトフィーノはカリフォルニアTの後継車種というだけあり、リトラクタブル・ハードトップのオープントップモデルです。

 

これはフェラーリの公式サイトに書いてあったのですが、ポルトフィーノコンバーチブルなのにファストバックスタイルを取り入れた画期的なフォルムだそうです。

 

ルーフを閉じた姿をカリフォルニアTと比較してみましょう。

 

まずはポルトフィーノ

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/ferrari-portofino/

 

続いてカリフォルニアT。

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画像:フェラーリ・ジャパン公式ウェブサイト(http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/california-t/

 

ああ、言われてみれば確かに!(言われないとわかんないくらいの差ですケドwww)

 

カリフォルニアTは、ルーフのラインがトランクにかかるところで折れる、いわゆる「ノッチバック」スタイルですが、ポルトフィーノはルーフラインがなだらかに傾斜してリアエンドまで続く「ファストバック」スタイル。

 

ポルトフィーノの方がフェラーリの今風なクーペって感じですね。新しいんだから当たり前ですが。。。

 

ポルトフィーノは9月のフランクフルトモーターショーで発表される予定ですが、現時点では日本ではいつ頃に導入されるかなどは不明です。

 

そう簡単に街なかで走っている姿を見られるブランドではないので、うまく仕事を突っ込んで間近に見られる機会を作りたいなぁ。

 

それでは今日はこの辺で。