ついにアイ・ミーブが生産終了か…
三菱自動車がついにアイ・ミーブの生産を2018年に終了するそうです。
三菱自動車が2006年から2013年までの7年間に生産していた軽自動車「i(アイ)」をベースにしたEVで、世界初の量産型EVでした。
画像:三菱自動車公式ウェブサイト(http://www.mitsubishi-motors.co.jp/i-miev/index.html)
そもそもベース車両であるアイの評価は高く、軽自動車が軒並み背高ノッポになっていくなか、流線型のフォルムで近未来的な外観は異彩を放っていましたね。
そのデザインは、未来を見据えたEVとしても最適だったと思います。
営業車として購入した企業も多く、都内でも結構目にする機会がありました。
2013年にアイの生産が終了しても、アイ・ミーブだけは生産が続けられていたのですが、上の記事によると2016年の販売台数はわずか145台だったとか。
そりゃ無理でしょうねぇ。。。
日産がリーフでやったようにモデルチェンジしてさらに性能を向上させて〜、という流れが理想なのでしょうが、今の三菱にはそれは厳しいのかもしれません。
しかも三菱の益子CEOが「従来製品の価値を壊し、全く新しい価値を起こす破壊的イノベーションが始まろうとしている」と言っていますからね。
すでにSUV、EV、PHEVへ注力していくことを明言している三菱自動車。
来週から始まる東京モーターショーで、その方向性を知ることができると思います。
前回は目玉のコンセプトカーもパッとせず、閑古鳥が鳴いていた三菱自動車ブースでしたが、今回は楽しみが増えるかもしれません。
それでは今日はこの辺で。