タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

日産の正念場。ゴーンCEOが出てくるべきタイミングでは?

日産が正念場を迎えています。

 

先月、国交省からの指摘で発覚した無資格者による検査。在庫者の登録停止と大規模なリコールに発展しました。

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そうして最近、新たに「問題発覚後も無資格者が検査を実施」という、新たな問題が発覚。国内向けの全車両の生産、出荷、登録を停止する事態になっています。

 

日産の公式ウェブサイトにも、西川社長名でこんなメッセージが掲載されています。

 

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来週からは東京モーターショーが開幕します。

 

せっかく自動車業界全体で盛り上がろうとしているところ、とんでもない冷水となってしまいました。

 

日産は、ゴーンCEOの就任以来、リストラに次ぐリストラを重ねてきました。

 

ゴーン氏の就任直後なんて、「日産、武蔵村山工場閉鎖 2万人規模のリストラへ」なんて見出しが新聞紙上を賑わしたのを記憶しています。(我が故郷、福島県石川町の当時の人口は約2万人。町1つ分の人が路頭に迷ったことになります)

 

検査員不足の根源はそのあたりにあるような気がしてなりません。

 

今後の調査でそのあたりの因果関係が浮き彫りになったら、ゴーンCEOが前に出てきて説明しなきゃならんでしょうね。(今だった「なぜ出てこない!」という声があるくらいですから)

 

この1カ月で納車を心待ちにしていたお客さんだって多いだろうに。ディーラーも余計な仕事が増えるし。。。

 

うーん、他のメーカーはどうなんだろうか。

 

今ごろ真っ青になっているのか、それとも「そんな不正って、できるの!?」と驚いているのか。

 

後者であってほしいなぁ。

 

それでは今日はこの辺で。