ランボルギーニ、スーパーSUV「ウルス」発表!
スペックやら何やらは、あちこちのメディアで報じられていますので、ここでは多くを書きません。
あえて私の所感をいくつか。
所感1:ツインターボ搭載はランボルギーニなのか?
このエンジンは4リッターV8でツインターボを搭載しているそうです。ランボルギーニといえば、自然吸気ならではのあの甲高い音が特徴。フェラーリと並んで代名詞と言ってもよいかもしれません。
SUVということで、低回転域でもトルクを出さなければならないということで、ターボチャージャーを付けることにしたのかな?
アヴェンタドールやウラカンのようにサーキットでぶん回してなんぼというエンジンではないのは確かなようです。
所感2:SUVという形状の限界
ランボルギーニといえば、現行車種であるアヴェンタドールもウラカンはもちろん、スーパーカーブーム時の最高傑作であるカウンタックにも表れているとおり、現実離れしたデザインが売りのはず。
しかしSUVというのは実用性が求められるクルマです。
アヴェンタドールやウラカンと比べると、随分おとなしいデザインだなぁ、というのが私の第一印象でした。
基本的な形状はフォレスターとかCX-5と変わんないでしょ?(笑)
このあたりがSUVというボディ形状の限界なのかもしれませんね。
所感3:フェラーリが高笑いしていそう(笑)
ポルシェがカイエンをリリースして以来、プレミアムカーメーカーやラグジュアリーカーメーカーからも相次いでSUVがリリースされました。
ベントレー ベンテイガ、マセラティ レヴァンテ、ジャガー F-Paceなどなど。メルセデス・ベンツ、BMW、アウディのドイツ組もSUVのラインナップは豊富です。
そんな中、我々はSUVはおろか4ドア車を作るつもりは毛頭ないと言い切っているのがフェラーリです。もともと耕運機やトラクターなどを作っていたランボルギーニは、フェラーリへの対抗心からクルマづくりを始めたメーカー。
陰に陽にフェラーリをライバル視してきた過去があります。
サーキット至上主義のフェラーリからしてみれば、ウルスの登場を「あーあ、大衆に迎合しちゃったよwww」って笑ってそうです(笑)
日本で販売が開始されたら、それなりに売れるのだとは思います。でも、ランボルギーニとSUVというのがつながらないんだよなぁ、イメージとして。
それでは今日はこの辺で。