Language Business Japanに行ってきた
今日は池袋のサンシャインシティで開催中の「Language Business Japan」というエキスポの取材でした。
例によって掲載前なので詳細は書きませんし、撮影した写真も全て渡す契約なので、ブログで使えるネタとしてはビミョーです。
「多言語ビジネスの専門展」と謳っているだけあり、かなりの規模でした!
というのはウソwww
初めて開催されたというのもあるのでしょうが、会場は閑散としていました。。。
どうやって盛り上がっているように書こうかなぁ(泣)
閑話休題。
出展している企業の多くは、企業などを相手に多言語研修サービスを提供している会社や、翻訳・通訳支援ツールを開発・販売している会社など。
記事に影響のない範囲で、私が感じたことは、、、
(1)翻訳ツールは随時または定期的にアップデートされる
(2)企業以外でも自治体や役所なども来場していたのは驚き
の2点でしょうか。
(1)は、これまでの翻訳機というと、ハードを売って終わり、というものが多かったのですが、今日、話を聞けたものの多くは「翻訳メモリーはネット経由で随時アップデートする」というものでした。
ですから、最初はぎこちないものでも、修正される頻度が高いとメモリーがそちらを優先して翻訳し、端末に表示する or 音声を発するそうです。
私がこれまで携わってきた取説の翻訳なんかでは、翻訳メモリーのアップデート作業は人間(翻訳者)が行っていたのですが、そういう時代ではなくなりつつあるようです。
(2)については、なんと警察関係者も来場していたようです。やはり、交番で外国人に対応するケースが急増しているということで、警察官向けに即効性のある研修サービスを探すために来てみた、とのことでした。
たしかに交番というのは日本独自のシステムですからね。外国人にとっても興味があるうえ頼りにしたい存在なのかもしれません。
自治体の方が来るというのは想像の範囲内ですね。今、日本人に忘れられてしまった観光素材が、外国人旅行者によって再発見されるケースが増えています。そのため、土産店をはじめとする小売の現場では、外国語対応へのニーズが急激に高まっています。
インバウンドへの対応は地域再生への切り札などと評されていますから、自治体の人たちがこういう場所にやって来るのでしょう。
この展示会をきっかけに、新たなビジネスが生まれるといいですね。
でも、もう少し来場者を増やす努力をしないと、2回目はなくなっちゃうんじゃないかなぁ。。。
それでは今日はこの辺で。