フィアット プントの星ゼロ評価の真相は?
ヨーロッパの自動車安全基準であるユーロNCAP史上初めて、星ゼロ評価が誕生してしまいました。
その名はフィアット プント!
この記事はセンセーショナルな見出しを付けていますから、プントが「劣ったクルマ」という印象を受ける人もいるかもしれません。
真相、というかこの星ゼロの意味合いはちょと違うようです。
この記事を最後まで読めばわかることなのですが、現行プントの発売は2005年。基本設計が古いんです。当時の安全基準と、今のユーロNCAPが求める安全基準では、随分と開きがあるんですね。
この「開き」こそが、全ての評価項目で基準に満たなかったため、星ゼロとなってしまったようです。
今の基準で言えば「劣ったクルマ」なのかもしれませんが、イタリア国内ではプントは売れているそうですから、絶対的な評価でないことは明らかです。
皆さんも見出しに惑わされないようにしてくださいね。
さてさて、このニュースを見て、ニュージーランド時代に仲良くなったイタリア人フランチェスコ君がこんなことを言っていたのを思い出しました。
フ「ヘイのびー、フィアットのクルマなんて買っちゃダメだぞ」
の「え、なんで?」
フ「昔、俺の叔母さんがフィアット パンダに乗っていたんだが、信号で止まっただけで窓ガラスが全部落ちたんだぜ!全部だ!」
の「お前、笑いが欲しいからってウソつくなよ(笑)」
フ「ホントだって!信じてくれ!」
ホントかどうかは知りません(笑)が、イタリア人がこんなことを言うほど昔のフィアットというのは評判が悪かったのでしょうね。
そういうイメージを持っている人からすれば、ユーロNCAP星ゼロも納得?
ちなみに今のパンダの名誉のために、敬意を込めて写真を貼っておきます。
画像:フィアット公式ウェブサイト(http://www.fiat-auto.co.jp/panda/)
イタリアっぽいオシャレカーになってます(笑)
それでは今日はこの辺で。