「JALビル」はもうないのね(笑)
今日は日本航空で取材でした。
というわけで、私のように東京西部に住む人にとっては、なかなか行かない駅で下車。
馴染みがない方のために読み方を。
てんのうずあいるえきです。
音の響きは強そうだ(笑)
タビグルマ雑記帳的には、青梅線の「軍畑(いくさばた)駅」と並ぶ、屈強な駅名です(笑)
りんかい線の駅から地上に上がるとすぐに見えるのが、JALが入っている野村不動産天王洲ビル。
このビルはかつて、JALが所有する「JALビル」として知られていましたが、経営破綻に伴う資産売却で、野村不動産の手に渡ったのですね。
まるごとJALビルだった頃は、手前に見えるポールに国旗や社旗が掲揚され、そのすぐそばにはトヨタ・センチュリーなど黒塗りの高級車がズラリと並び、運転手がハケでボディのホコリを払う姿も見られました。
まあね、経営破綻時にはそういう殿様商売的なところが集中攻撃を受けたもんですから、公的資金が投入されたうえで再建中の現在は、黒塗りのクルマはおろか、タクシーの影なども見えません(笑)
破綻前は、取材に応じるのはそれなりの年齢の偉い人だったのですが、今日、取材に対応してくださった方は、非常に重要な立場にあるキーマンであるにもかかわらず、かなりお若い優秀な方でした。しかもカッコイイ(笑)
かなりの数の老害功労者の方々をリストラしたのでしょうね。
でも、あれだけの規模の会社だからこそ、若い世代の方が力を発揮できるようにならないと、同じ過ちを繰り返すことになりそうです。
『沈まぬ太陽』で描かれたような世界が2度と繰り広げられないよう、ナショナルフラッグキャリアとして頑張ってもらいたいと思います。(『沈まぬ太陽』の表現には著者の悪意も込められていそうですがwww)
それでは今日はこの辺で。