タビグルマ的キャンプ用品紹介:ドッペルギャンガー キャンピングテーブル
タビグルマ的なキャンプというと、どうしても登山時のテント泊ということになるので、一般的なキャンプ場でのキャンプとは趣が異なります。
登山時のテント場というのは、岩場などに無理やりテントを張ってるだけなので、寝心地なんてものを考えたことはありません。
上の写真は涸沢のテント場ですが、数量限定で貸し出しているコンパネ(ベニヤ板の親分みたいなもの)をゲットできたので、実は平らで快適でした。
混雑する時期は、隣のテントと間を空けずにできるだけ詰めてテントを張るのも暗黙の了解です。
下の写真は燕山荘のテント場。混雑していますが、下が土で平らなだけマシですw
これだけ密集していると隣人のイビキで目を覚ますこともありますが、逆に私も大イビキをかいて寝ている可能性もあるので、そこはなんとも言えません。
このようにかなり過酷な環境なので、数年前まではオートキャンプ場でのキャンプなんて「アウトドア(笑)」くらいに思っていました。
しかーし。
転機が訪れたのは2014年の夏。
T君と南アルプスに登ろうと出かけ、ターゲットを甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳に決めて北沢峠まで行ったところ、雨脚が強くなってきてテンションが下がり、登山道に1歩も足を踏み入れず、乗ってきたバスに再び乗り込んで撤退しました。
有給休暇を取っていたこともあり、「このまま東京に帰るのはもったいない」ということで、最寄りの早川町オートキャンプ場に行ったところ、、、
あら楽しいwww
それ以来、遠征登山をする場合は安全のため下山後にキャンプ場でもう1泊して疲れを取ってから帰るのが常となりました。
ただし、キャンプ用品はかなり貧弱。
3人とも登山用のストーブ(コンロ)とコッヘルくらいしか持っていませんからね。
早川町オートキャンプ場でキャンプした時は物を乗せる台すらなく、地べたにストーブやコッヘルを置く野人スタイルテント場スタイルでした。(今こうやって見るとスーパーでもらってきたダンボール箱をテーブルにすればよかった…)
この時はT君がかろうじてフライパンを持っていたので、肉を焼くことくらいはできました。
この経験により、ちゃちな物でもテーブルは必要と考えた私が購入したのが、ドッペルギャンガーのキャンピングテーブルでした。
これは美鈴湖もりの国オートキャンプ場でキャンプした時の写真ですが、中央にローテーブルのようなものがあるのがわかるでしょうか。
2脚の小さなイスも付いて、お値段は¥3,000くらいだったと思います。
何よりも驚いたのは、テーブルがあるだけで文明人の食事風景になるという事実。
セット内容はこんな感じ。大きさがわかりやすいように比較できる物も一緒に置くべきでした…。
組み立ては簡単。
イスは収納から取り出して、
広げるだけ。
テーブルは収納から出すとこんな感じです。
写真の上に写っている青い2本の棒は補強用のポールです。
まずはテーブルの脚を広げて、
青いポールを所定の凸部に合わせてはめ込み、
天板(といっても布製ですが)を所定の凹部にはめ込んだら、、、
はい、完成!
天板とイスの座面に「Limited model only for 1000 sets」と入っているように、これは「Amazon限定カラー」。
「限定カラー」で飛びついちゃいましたが、よく考えたら1000セットも売れるようなものか?(笑)
本格的なキャンピングテーブルを持っている人たちからすれば「ちゃんちゃらおかしい」と大笑いされるほど簡素なもの。
ですが、あるのとないのとでは大違い!
しばらくこれで文明人としてのキャンプを楽しもうと思いますwww
それでは今日はこの辺で。