2018年上半期の輸入車販売でブランドごとに明暗!?
日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した2018年上半期(1〜6月)の輸入車新規登録台数によると、首位メルセデス・ベンツが前年実績を下回ったほか、3位のBMWも9年ぶりに前年実績を下回ったそうです。
メルセデス・ベンツは首位を守ったものの、前年実績を下回りました。今後についてはディーゼルの不正が発覚したうえ、販売台数を稼いできたAクラスなどでエアバッグのリコールがあったため、販売に影響が出てきそうな不穏な空気がありますね。
BMWはマイナスですが、MINIはプラスですから、グループ全体ではさほど大きなダメージではないのかもしれません。まあ、本体がマイナスというのはポジティブな話ではありませんけど。。。BMWブランドは車種が増えすぎた影響かな?
意外だったのは、8位のプジョーが3年連続でプラスだというところ。
208の登場以降、そんなにインパクトのあるクルマが出ているとは思えないのですが。。。2008とか3008、5008など4桁モデルのSUVがウケてるんでしょうかね?
それから10位のポルシェがマイナスなのが気になります。さすがにカイエンもマカンも一回りして伸びが鈍化してきたのでしょうか。
とはいえ、このプレミアムブランドがトップ10に入っているあたりに、日本でのポルシェの強力なブランド力を感じます。
今回発表された統計では、輸入車全体としては9年連続プラス(上半期)ですし、通年でもプラスになりそうな勢いではあります。
ただ、ひょっとすると2018年通年ではブランドによって明暗が大きく分かれることになるかもしれませんね。
そのあたりを注意深く見ながら、下半期の動向を追いたいと思います。
それでは今日はこの辺で。