NZオークランドのワン・トゥリー・ヒルの思い出
番組名もよくわからない地上波の番組を見るともなしに見ていたら、なんだか枯死したと言われている天然記念物の原木を探す、みたいな内容をやっていました。
それを見ていたときに、ふと留学時代に起きたある事件を思い出しました。
それがワン・トゥリー・ヒルの頂上にある木が燃えてなくなった事件です。
ワン・トゥリー・ヒルとは、オークランド市内にある丘(噴火口跡)の1つです。オークランド市内にはこのような丘がたくさんあり、最も有名なのがマウント・イーデンでしょう。
ワン・トゥリー・ヒルもマウント・イーデンも、『地球の歩き方』などのガイドブックに載っており、頂上からはオークランド市街を360°のパノラマで眺めることができる名所でもあります。
そしてワン・トゥリー・ヒルは、頂上に木が1本あったことからその名で呼ばれていました。
私がホームステイしていたレミュエラというエリアからも近く、ホームステイ先のダイニングルームからはワン・トゥリー・ヒルを見ることができたのです。
私が現地に到着して1週間くらいだったと思うのですが、ホストマザーから「のびー、ワン・トゥリー・ヒルの頂上にあった木が燃えてなくなっちゃったのよ」と教わったのです。
私たち外国人だけじゃなく、オークランド市民を含めて「木がなくなったからノー・トゥリー・ヒルだなwww」なんて冗談を言っていましたけどね(笑)
丘の上ですから火の気などあるわけもなく、出火原因は放火の可能性が高いと報道されていたとのこと。ホストマザーは「おそらくアホな若者がやらかしたんじゃないか」と憤っていました。
ワン・トゥリー・ヒルの木がなくなって17年。今はどうなっているのだろうか。
それでは今日はこの辺で。