タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

オールドプーケットタウンで現代版オリエンテーリング(or ウォークラリー)!

昨年の夏に取材で訪れたタイ。

 

旅行業界では、国際会議やコンベンション、報奨旅行、各種イベントなどに伴う旅行のことを、Meeting、Incentive、Convntion、Exhibitionの頭文字をとって「MICE」とカテゴライズしており、「マイス」と読みます。(ネズミの複数形ではありませんw)

 

このときの取材は、MICEを誘致するタイの機関が主催した研修旅行でした。

 

行き先はバンコクプーケット

 

さまざまなプログラムを体験させていただいたのですが、その中でもチームビルディングプログラムの1つとして、オールドプーケットタウンでオリエンテーリングのようなものに参加したのです。

 

オリエンテーリングは競技性が強いうえ、基本的には山の中で行うものですから、この場合の表現は正しくないのかもしれません。

 

ウォークラリーの方がしっくりくるかもしれませんね。

 

オールドプーケットの街中に設けられたチェックポイントを巡りながら、町並みを楽しんでもらおうというのが主催側の意図なのです。

 

一昔前であれば、地図を渡されてチェックポイントまでのルートを決めるというアナログなことをしていたはず。

 

しかし、そこはさすが現代です。

 

スタート地点で渡されたのは、第1チェックポイントの緯度&経度データ。

 

それをGoogleマップに打ち込み、現在地から徒歩でのルート検索をしてチェックポイントに向かうというルールだったのです。

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各チェックポイントでは、さまざまなミッションをこなしていくわけですが、そのミッションもQRコードで読み取って初めてわかります。

 

ちなみにこのときは、第1チェックポイントが郵便局で、そこで絵ハガキを購入し、日本の自宅に送るというものでした。ハガキの購入代金や郵送料は主催側が出してくれます(というか、プログラムの費用に含まれている)。

 

また、街中の歴史ある建物をバックに写真を撮り、それを主催者が作ったLINEグループでシェアする、なんてミッションもありました。

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それに、チェックポイント間の移動時は、オールドプーケットの街並みを堪能できました。

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この一帯は非常に外国人旅行者が多かったです。

 

こちらはインスタ映えスポットらしく、多くの観光客が自撮りしてました。

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あの若いノリにはおぢさんはついていけませんでしたけど(笑)

 

ゴールはこちらのお寺。

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決して話を聞いていないわけではなかったのですが、ゴール地点に着いて初めてゴールがお寺だったと知った私たちのチームでした(笑)

 

こういうゲームって、いい大人が本気でやると結構おもしろいんですよね。

 

企業などが行う場合には、一番早くゴールしたチームだけでなく、「最も面白い写真を撮ったチーム」とか「屋台で美味しいものを見つけたチーム」なんてカテゴリーを作り、ディナーのときに表彰するというのもアリだと思います。

 

初めて会った人たち同士でも、1つの目的に向かって進むので、すぐに打ち解けられますし、街並みを楽しむこともできます。

 

報奨旅行を海外でお考えの幹事さんやプランナーの方、海外の団体を誘致しようとしている日本の各地域の方々は、こんなゲームを取り入れたプログラムを提案してみてはいかがでしょうか?

 

意外とウケがいいですよ(笑)

 

それでは今日はこの辺で。