写真じゃ伝わらないこともある
旅行にカメラは必需品。
旅の思い出を写真に収め、帰ってから眺める。
写真がデジタル化する前は、写真屋さんで「プリントする」という作業がありましたが、今では撮ったその場で確認できて、すぐにSNSやブログにアップすることもできちゃいます。プリントするのは少数派になっちゃいましたね。
旅行業界向けのメディアに勤めていた頃にお世話になったカメラマンさんは、「プリントした方が絶対に写真を楽しめる」と力説していました。
私もそう思います。
以前、山登りに行った時の写真をプリントして同行した友人たちにあげたところ、とても喜んでくれました。画面で「ほら見て」と見せるのとは大違いですよね。
そんな楽しい写真ですが、写せるものには限界がありますから、伝わらないものもあります。先日訪れた千葉県銚子市にある「地球の丸く見える丘展望館」で、それを痛感しました。
http://www.choshikanko.com/tenbokan/
ちなみにこの日はカメラを忘れるという大失態をやらかしたので、3年目に突入したiPhone5s に頼ることに。
展望台に上がると、たしかに水平線が丸く見えます。山育ちの私としては海には縁が薄く、どちらかというと畏怖すべき存在なのですが、それでもここからの景色というのは格別でした。
で、とにかく写真に収めようとiPhone君を取り出しパチリ。
うーっすらと丸みがあるように見えますが、イマイチなわけです。
で、パノラマ撮影機能を思い出したので、それでもう一度トライ。
もっと微妙ですよね。
それで周囲に人がいなくなるのを待って、今度は長めに動いてみたのですが…
もう無理!
どう撮っても「うっすら丸いかなー」くらいです。
(撮影技術がアレだというツッコミはなしで)
写真では展望台に上がった時の「おおっ!」という感覚なんぞ伝わりません。
結論。
こういう場所は行ってみなきゃ凄さはわからない。
行ったら景色を心の目に焼き付けて帰ってくるのがベストです。
それでは今日はこの辺で。