男性諸君へ!リゾートウェディングのススメ
結婚式というのは基本的に女性のためのものだと思っています。
何をどうやっても新郎は脇役です。
新郎の挨拶がどんなに感動的であろうと、新郎の友人たちの余興がどんなにウケようとスベろうと、その余韻は新婦による「両親への手紙」で雲散霧消します。
だから、世の中のカップルの8割くらいは、女性が主導でどんな式にするかが決まっていくものだと思います。勝手な印象ですけど。
完全に任せてしまえば「ねえ、本当にちゃんと考えてる?」となじられ、あれこれ意見を出せば「それもいいけど私はこうしたいの」で一蹴される。じゃあ俺はどうすりゃいいのさ、という男性諸君、よーくわかります。
参加している姿を見せつつも、女性の思い通りに決めさせていくというのは、なかなかどうしてミッションインポッシブル。外野からは頑張れ、としか言えません。
頑張れー!
さて、ハワイやグアムといったリゾート地で結婚式を挙げるというのも、やっぱり女性が主導で決めているケースがほとんどだと重います。
実は私も結婚式は沖縄で挙げたクチです。
妻は二人姉妹の姉なのですが、妹が先に結婚しちゃいました。で、妹夫婦はハワイで式を挙げたので、それに同行したところ、海外ウェディングに一気に傾いたようです。
で、私たちが結婚することになったときに、「やっぱり海外挙式がいいなー」と始まりました。とはいえ、私は田舎育ちですから、孫の結婚式に婆ちゃんを呼べない、なんてことはあり得ません。婆ちゃんはこの時で82歳だったでしょうか。ものすごく元気な人ではありますが、さすがにこれからパスポートを取らせて、というのは本人も連れて行く周囲も負担が重すぎる。だから都内で近い人だけ集めてやればいいんじゃないかなー、と。
で、妻が一言。
「あ、じゃあ間をとって沖縄は?」
何をどうやったらハワイと東京の間をとると沖縄になるのか理解に苦しみましたが、そのへんを落としどころにしないと何も進まない状況でした。
というわけで、沖縄に決まっちゃったわけです。
まあ、私も当時は旅行業界誌の仕事をしていて、リゾートウェディングを手掛けるウェディング会社の取材などもしたことがあり、頭ではどんなものか知っていましたので特に反対する理由もありませんでした。
で、結論から言うと、沖縄で式を挙げてよかった! です。
細かいことを決めていく過程ではいろいろありましたが、ごく近い親族と有給休暇を取ってでも来てくれた少数の友人に囲まれて、楽しい思い出となりました。
婆ちゃんも孫の結婚式がきっかけで一族郎党そろって旅行できたのが嬉しかったようで、「冥土の土産になった」なんて言っていました。
あれから7年、婆ちゃん(写真中央)まだまだ元気です(笑)
男性諸君!条件さえ整うのであれば、リゾートウェディングはオススメです!
結婚すること以外、まだ何も決まっていないカップルならば、男性側から「リゾートウェディング」と囁いてみるのも手かもしれません。
それでは今日はこの辺で。