タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

憧れだったホンダS2000

CATVのディスカバリーチャンネルで、『名車再生!クラシックカー・ディーラーズ』という番組があります。

https://japan.discovery.com/series/index.php?sid=1036

 

元はイギリスの番組で、ディーラーのマイク・ブルーワーとメカニックのエド・チャイナが、中古車を買ってきて修理し、転売して儲けを出そう、というのが趣旨。原題は「Wheeler Dealers」なので、クラシックカーだけでなく90年代のクルマも扱っています。(最近は80年代〜90年代のクルマを「ネオ・クラシック」と呼ぶ向きもあるようですが)

 

番組では毎回さまざまなメーカーのクルマを扱うのですが、日本車が登場することも少なくありません。

 

最近見たもので最も心躍ったのが、ホンダS2000でした。

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http://www.honda.co.jp/S2000/

 

番組ではマイクとエドも修理が終わり本来の姿を取り戻したS2000を絶賛。良い物は国境を越えてもわかってもらえるのです。

 

このS2000が発売された年に大学生だった私は、環境政策を研究するゼミに所属しており、ISO14001を取得した企業ということで、ホンダの本社にヒアリングに行ったことがあるんです。その際に、青山のホンダ本社1Fにあるショールームに展示してあったS2000を見て一目惚れ。

 

「将来、遊び専門のクルマでオープンカーを所有してやる!」と、今思えばよくわからない目標を持っていた私にとって、S2000は当然のごとく憧れのクルマとなりました。(「BMWのZ3に乗ってやる」とか公言しちゃってたという、甚だしい勘違い野郎だった恥ずかしい記憶が蘇ってきました)

 

この頃のホンダは、インテグラ Type Rとかシビック Type Rといった、かなりとんがったクルマを作っていました。S2000は最高出力224PS、最大トルク221Nmで、S800以来のFRスポーツカーというかなり攻めたクルマでした。

 

S2000の後継車種が2018年にリリースされるというウワサもあります。ビートの後継であるS660や、新型NSXシビック Type R限定車など、スポーツカーにも再度力を入れ始めたホンダ。私たちを驚かせてくれたあの頃のホンダに戻ってほしいと切に願います。

 

それでは今日はこの辺で。