4月は旅行の閑散期
Yahoo!のトップページを見ると、「まだ間に合うGW!」などの文字が踊る航空会社や旅行会社の広告を目にする時期ですね。
こんな感じ ↓ の広告です。
(スクリーンショットです。リンクではありません。アフィリエイトじゃないので)
しかし、GW前の4月というのは、航空会社や旅行会社にとっては数を稼げない時期。そりゃそうですよね、新年度がスタートしたばかりで、世間はかなり忙しいですから。
なので、この時期は航空券やホテルもかなり安いレートで売りに出ているのではないでしょうか。GWは価格は跳ね上がり、GW明けから夏休みまでの期間はまた下る、といった具合で、ピークと閑散期の差が非常に大きいのが旅行業界、航空業界の1つの特徴と言えるでしょう。
そういえば、ホノルルマラソンが12月上旬に行われるのも、日本航空が閑散期のテコ入れ策としてスタートしたからです。一般的には師走の忙しさで旅行どころじゃないですからね。
このイベントを始めた頃は、人数が集まらなくて、若手社員が出社してみたらデスクにナンバーカードが置かれていて、「明日ホノルルに行って走ってきて」なんてことがあったという逸話を伝え聞いたことがあります。
日本航空は、お家芸ともいえる(笑)内紛騒ぎなどありましたから、冠スポンサーとして苦しい時期もあったのでしょう。でも、このイベントを長年続けているうちに、空前のランニングブームが起こり、今や完全に定着。若手社員も「今年は自分か…」とおびえながら出社しなくてもよくなったことでしょう。
閑散期といっても、アイデアと忍耐によって芽が出るもの、大化けするものがあると思います。旅行会社は本当はアイデアマンの集団であってほしいのですが、中にはそういう人が評価されない会社もあるようです。ナンデダロ?
その結果、優秀なアイデアマンが中堅旅行会社とか小さな専門旅行会社に転職して、水を得た魚のように楽しく仕事をしているケースもあるようです。
私たちをあっと驚かせてくれるような仕掛けをしてくれる旅行会社、1つでも増えるといいなぁ。
それでは今日はこの辺で。