S660にコペン！軽スポーツ復権なるか？
最近、週末などの休日に街を走っていると、ホンダのS660を目にする機会が多くなってきました。
名車「ビート」の後継と位置づけられているクルマですから、やっぱりイエローがカッコいい！
また、軽の2シータースポーツという点では、ダイハツの2代目コペンも無視できません。
今はベーシックな「Robe」、クロカン風の「XPLAY」、初代に通じる外観の「Cero」の3ラインで展開しているんですね。
日本の規格のうえでの「軽」ですが、やっぱり究極のライトウェイトスポーツカーだと思うんですよね、こういうクルマは。
かつて、軽自動車のドレスアップ系雑誌を編集していたとき、VIP系やらラグジー系やらのベタベタにいじったワゴンRやムーヴでお腹いっぱいになっていたこともあり、完全に個人的な趣味で「軽スポーツ覚醒前夜」なんてカッコつけたタイトルの企画をゴリ押しして掲載したことがありました。
その企画でとりあげたのは、ホンダ・ビート、スズキ・カプチーノ、ダイハツ・コペンの3車種。いずれも90年代を代表する軽スポーツカーです。マツダAZ-1もちょっとだけ取り上げましたが、ユーザーが見つからず仕方なくカコミの扱いにした覚えがあります。
さらにその企画では、ビートの開発担当者に書面で質問し、回答してもらった内容を掲載しました。一番感銘を受けたのは、「軽スポーツはダイハツのコペンしかない現状をどう感じていますか？また、ホンダが今、軽スポーツを作るとしたらどんなクルマになりますか？」という質問に対する答えでした。
「この不況下にあって軽の2シーターを作り続けているダイハツさんには敬意を表したいです。しかし、今ホンダが軽スポーツを作るとしたら、全く別の方向性で開発が進むと思います。例えば、レジェンドに搭載されているSH-AWDシステムの簡易版などを盛り込むのも面白いかもしれません」
ダイハツに対して敬意を払いつつ（羨望かもしれませんが）、「自分たちが作れば違う方向性になる」と言うあたりに、技術者としてのプライドが見えました。
ホンダとダイハツが再び軽スポーツに乗り出したこともあり、スズキにもカプチーノの後継モデルを期待したいところ。しかし、ハスラーの大ヒットで別の方向を向いてしまったように感じられます。社内では軽スポーツは話題になっていないのでしょうかね。
さて、S660も現行コペンも、購買層の多くが年配の方だと聞いたことがあります。おそらくセカンドカーとして所有する人が多いのでしょうね。軽なら維持費も安く済みますから、セカンドカーとして十分に台数が見込めると思うんだけどなぁ。スズキのみなさん、カプチーノやりましょうよ！
さて、昨日はこのブログを開始してから初めて更新しない日になってしまいました。ちょっと仕事が立て込んでいて、クライアントさんのオフィスにカンヅメで深夜まで作業していたためです。
気合を入れて始めたブログですが、いつかサボって穴を開ける日が来るのかな、と思っていましたが、こういう形で穴が開くのが先だったことに、ちょっと安心してもいます（笑）
とはいえ、今日からまた毎日更新を前提に、旅とクルマに関するあれこれを書いていきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
