高速道路のサービスエリアの進化に思う
ここのところ、仕事でもプライベートでもクルマで移動する機会が多く、道の駅と同様にサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)にも寄る機会が増えています。
今日は、そのSAとPAについてのお話。
先月、道の駅に関する記事を書き、その際にも触れましたが、道の駅は本来目的地までの途中でトイレ休憩などをする施設だったはず。それがいつからかファイナル・デスティネーションとしての地位を確立した、と。
この現象はSAやPAの方が先に顕著になっていた記憶があります。そのはしりは東名高速の海老名SA。このSA限定メニューなどをそろえ、休憩というよりもSAでの食事がお出かけの目的になっていきました。
これが地域振興などと結びつき、今やどこのSAでも限定のご当地メニューを提供しています。
2月に袋田の滝に出かけた際には、常磐自動車道の友部SAでこんなものを食べました。
まあ、こういうSA限定メニューで美味しくないものはありませんから、この豚まんもとってもおいしくいただきました。
ちなみに妻は「牛まん」にトライし、当然美味しかったのですが、写真だと見分けがつきません(笑)
また、茨城県ということでお土産は梅と芋、そして納豆の三役揃い踏み。我が家では干し芋のパイを買ってみましたが、こちらも当然おいしくいただきました。
こうして画像を並べてみると、完全にデブまっしぐらなチョイスなのが気になります。。。
食べ物で特徴を出すだけでなく、建物で存在感を際立たせている所もあります。
これは東北自動車道(上り)の羽生PAです。2013年にリニューアルした際に、江戸の街並みを再現したんだとか。
なんでも、近隣に栗橋関所があることや、2013年が時代小説家・池波正太郎の生誕90周年にあたることから、池波正太郎の代表作『鬼平犯科帳』の世界観と江戸の街並みをミックスさせて「鬼平江戸処」として生まれ変わったそうです。
(池波正太郎が東京・浅草生まれで羽生市とは特に縁がない、というのはナイショです)
駐車スペースが狭くて慢性的に混雑する蓮田SAを補完する役割も、羽生PAは担っているそうです。
ですから、SAやPAの場所というのは、とても重要です。
常磐自動車道の守谷SAは、2015年にリニューアルしてグランドオープンした新しい大型SA。特に上り線は、矢田部東PAを逃してしまい守谷SAが満車だと、首都高速や東京外環自動車道で渋滞時にトイレ休憩が困難になります。その意味でも、このリニューアルは大正解だったと思います。(広域防災避難所としての役割を持たせる意味でのリニューアルだったらしいですが)
前職では仕事で常磐自動車道を使う機会が多かったのですが、何度も守谷SAで休憩してから首都高速に向かったことがあります。
友人と長野県に登山に行ったら、帰りは諏訪湖SAで休憩しますし、時間帯によっては談合坂SAで食事をしてしまうことも多いです。今後も高速道路を利用する際に、SAやPAを注意深く見ておきたいと思います。面白いものを見つけたら、またそれをネタに記事を書きます。
それでは今日はこの辺で。