アナログ人間にはコワイかも!? ミラーレス車解禁へ
明日、6月18日からクルマのバックミラーやサイドミラーの代わりにカメラとモニターを装備した「ミラーレス車」を製造できることになりましたね。
これまでマツダ・RX-VISIONやポルシェ・918ハイブリッド、レクサス・LF-FCなどコンセプトカーでは目にしていましたが、まさかこんなに早く製造が認められることになるとは。
光っていて見にくいですが、マツダ RX-VISIONには確かにドアミラーはありません
ミラーよりもカメラの方が画角が広いでしょうし、クルマの周囲を確認するという点ではミラーよりも優れていそうですね。
ただ、私のようなアナログ人間にとっては、ミラーレス車に乗ったら慣れるまでかなりの時間がかかりそうです。ドアミラーがないのにチラチラ見てしまいそうですから。そのたびに「あっ、何もないんだった」ってなりそうで、高速道路での車線変更でもたつきそうですもん。MT車に乗っていた人がATに乗って左足を空振りするみたいな感じです。
実用化されて何年か経ったら標準装備になるんですかねぇ。コワイなあ。
あと、3月1日の記事でも触れましたが、JAFの出動理由の約4割がバッテリーのトラブルというデータがあります。ほとんどは「エンジンがかからなくなった」という停止した状態でのトラブルでしょうけど、なかには「走行中にボンネット内でバッテリーが破裂」というトラブルもあるようです。走行中にバッテリーが破損したら、カメラとモニターって使えなくなっちゃうはず。だとしたら路肩に寄せる際に確認する術がなくなるんじゃないのかなぁ。
まあ、私が不安に思っていることなんて、メーカーの開発者はとっくに考えて対策を検討しているでしょうから、こんなとこで心配する必要はないのでしょうが。
導入初期に不慣れからくる事故が起きないことを願います。
それでは今日はこの辺で。