F1のニュースって、こんなのばっかり…
F1の分配金をめぐって、こんなニュースがありましたね。
分配金の詳細が明らかになってから、公平性を著しく欠いているということでかなり批判されてきたF1。
ここ何年かは、奇っ怪なレギュレーション変更を繰り返し、なおかつドライバーはスポンサーを連れてこないとシートを獲得できないとか、F1のニュースってこんなのばっかりでしたよね。「世界最高峰の自動車レース」と冠されるのにふさわしくない状況だと思います。
しかもフジテレビが放映しなくなったことで、日本での人気は下がる一方。オールドファンがネルソン・ピケとかリカルド・パトレーゼの時代は面白かった、とか、セナ・プロに勝るドライバーはもう出ないとか思うのも仕方ないでしょう。
ジャック・ビルヌーブとかミハエル・シューマッハが台頭し始めた頃にF1を本気で見始めた私でさえ、最近はつまんないなーと感じているわけですし。
ましてやこのタイミングではル・マンでのトヨタの活躍(と悲劇)とか、翌日のポルシェの広告にトヨタのTS050の写真が使われていて「ポルシェは大人のチームだ」とさらに株を上げたこととか、アウディのレース後の潔いコメントに感動したとか、世界耐久選手権の注目度が上がっています。今後、トヨタがWRCで表彰台とか総合で上位に食い込むなんてことになると、日本のモータースポーツシーンからF1が消えてしまいそうです。
はたして今後F1はどこに向かうのでしょうか。かつての魅力を取り戻してくれるよう願うばかりです。
それでは今日はこの辺で。