嗚呼、ハロ。。。見慣れないだけなのか、本当にカッコ悪いのか…
結構前から話題になっている2017年からF1で導入されるいわれているコックピット保護システム「ハロ」。 機動戦士のアニメに出てきたハロなら可愛らしいもんですが、フォーミュラカーに取り付けられたハロはひとことで言うとカッコ悪いです。
いや、カッコ悪いというと、あまりにも私の主観なのでこう言い切っちゃうと問題かもしれません。
では、「保護」という目的のため、機能的にドライバーの邪魔にならなきゃよいのじゃないか、見る側の慣れの問題だろうと思っていたのですが、、、
ベッテルが「邪魔だ」って言ってます(笑)
もうさー、こうなったらキャノピー付けちゃいなよー。戦闘機のコックピットみたいになってカッコいいでしょ。
そういえば、すでにレッドブルがキャノピー型の保護デバイスの案を出してましたね。
こっちの方がまだマシです。
各チームともアリクイノーズを選択せざるを得なくなったレギュレーション変更など、どうも最近のF1は「走る性能=機能美」みたいなのが見られないように思えます。
マクラーレンのMP4/7とかウィリアムズのFW14Bとか、熱い時代のマシンはどれも洗練されていたと思うんですよねー。ハッキネンが無双していた頃のマクラーレンMP4/13とかシューマッハが7月くらいに優勝を決めちゃったフェラーリF2001なんかも、強くて速いクルマのデザインはカッコいい!と思わせるものでした。
おぢさんの懐古趣味だと言われればそれまでですが。
ちょっと飛躍しますが、スキーのジャンプだって距離を出せないジャンパーの飛型点が高得点になることはあり得ません。「距離を出せるジャンプは美しい」んです。だから、F1は「世界最高峰の自動車レース」と言われてきたのですから、速いからこそ美しいクルマで覇を競い合ってほしいんです。
過去に何度となくこのブログでも書いてきましたが、あんなに夢中になって見ていたF1が変な方向に向かっているような気がしてなりません。
頼むよ、ホント。
それでは今日はこの辺で。