出だし好調!スバルBRZ
先日発表・発売されたスバルBRZ。
どうやら売れ行きは好調のようです。スポーツカーなどのスペシャリティカーの生命線は、モデルチェンジ後にどれだけスタートダッシュをかけられるかですから、富士重工もまずは一安心といったところでしょう。
今回は最上級グレードの「GT」が追加されたり、そのGTをベースにした100台限定の特別仕様車「イエローエディション」を投入したり、なかなかの気合の入りようです。GTはブレンボ製のブレーキやSachsのダンパーが標準装備される本格派。乗り心地と運動性能をかなり高いレベルで両立しているそうです。
しかし、この「GT」は秋以降の発売。にもかかわらず、イエローエディションが売れているようですから、みんなきっと待ってたんでしょうね。
ちなみにマツダが現行ロードスターを発表した際に、上級グレードの存在については一切触れませんでした。当然みなさんベースグレードの「S」を買いますよね。で、納車されてから満を持して(?)「RS」を発表。「それが出るならもう少し待ったのに…」と涙を流した人は少なくなかったようです。
おそらく富士重工はその様子を見て、今回はRとSの発表と同時にGTもしっかり発表したのだと思います。結果的には高単価のイエローエディションが好調ということですから、この判断は正解でしたね。
「クルマは一流、販売と経営は二流」なんて言われてきた富士重工ですが、こういったしたたかな戦略をとれるんですから、バカにしてきた人たちを見返してほしいものです。
今回はスバルユーザーとしての富士重工応援記事にしてみました。
それでは今日はこの辺で。