ウィリスの生まれ変わりレネゲード
今さらレネゲードを取り上げるなよ、って話ですが、詳しく見ると面白いクルマだなと思った次第で、軽く書いておきます。
出典:FCA Japanウェブサイト(http://www.jeep-japan.com/renegade/)
「アーバンサイズ、アドベンチャークラス」というキャッチフレーズで売りだされたレネゲード。イメージ写真もオンロード・オフロード両方があり、こういったイメージの醸成を手伝っています。
このレネゲードですが、Jeepが生んだ名車「ウィリス」のモチーフが随所に散りばめられています。
たとえばフロントグリル。縦に7本のスロットを丸型ヘッドライトで挟むデザインはウィリスそのものです。それからショートオーバーハングで台形のホイールアーチというのもウィリスが源流、そしてCJ-7のレネゲード譲りですよね。
また、現行レネゲードの随所に「X」のモチーフが散りばめられていますが、これは戦時中に米軍がガソリンを運搬したジェリー缶に「X」マークがついていたことから、これをデザインに取り入れたそうです。
デザインについての詳細は、下記のリンクでご確認ください。
よく見たら「イメージはJeepの原点Willysのニューモデル」って書いてありました。
まさにウィリスが現代に生まれ変わって登場したクルマがレネゲード。アメリカの自動車史があるからこそ生まれた1台かもしれませんね。欧州車を見慣れていると、Jeepは内装がアレだとか感じちゃいますが、こんなコンセプトのクルマがあってもいいなぁ。
それでは今日はこの辺で。