タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

ほとばしる商魂!忍野八海はいろんな意味ですごい(笑)

さて、日帰りで富士五湖方面に行ってきたことは、昨日のブログで触れました。

 

今回の最大の目的は、忍野八海です。

 

忍野八海とは「おしのはっかい」と読むのですが、「富士山の伏流水に水源を発する湧水池」(忍野村公式観光ホームページ)とのこと。

 

テレビなどでもとりあげられることが多い人気スポットですから、行ったことや聞いたことがある人も多いと思います。

 

メインエリアにある「涌池(わくいけ)」は、確かに澄んだ水が美しいのですが、そのすぐ近くにある水深8mの湧水池というのがね、もう商魂ここに極まれり、って感じでした。

 

まずはこちらの写真をどうぞ。

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人が多く集まっているところに円形の湧水池(水深8m)があり、底まで見通せるいわゆるここの目玉なのですが、左手前に見えている橋を渡ることはできません。手前の池を右側からぐるっと回り、奥に見えている建物の中を通らなければならないのです。

 

この奥の建物というのが、なんと土産物店

 

忍野村の貴重な財源だというのは理解していますが、ここまで露骨だとうんざりします。たしかに湧水池の水の透明度は高く、吸い込まれそうな感覚になるようでキケンを感じるのが(笑)面白いのですが、このほとばしる商魂を魅せつけられると、「また来よう」という気になれません。。。

 

忍野村のホームページには、「厳かで神秘的な湧水池に訪ねてみてください(原文ママ)」とありますが、忍野八海一番神秘的なのは人間の業がここまで前面に出てしまっているところでしょう。

 

水自体は綺麗で一見の価値はあると思うのですが、もったいないなぁ。

 

リピーターを獲得したいのなら、あまり露骨すぎる商売っ気は逆効果になりますぜ。

 

さて、その水深8mの湧水池ですが、写真に撮るとこんな感じです。

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深さがまったく表現できません!

 

写真じゃ伝わらないこともある」再び!です。

 

それでは今日はこの辺で。