三菱さん、話題になるため、ワザと?(笑)
三菱自動車の燃費測定値の改ざんに関する一連の騒動ですが、賠償額が決まり、それに関するアナウンスが続々と発表されているので、一応決着する形になってきたのかな、と思っていましたが、、、
またやらかしました!
国から指示されて測定し直したけど、新たに届け出た測定値も改ざんしてましたって、これ、救いようがないじゃないですか。
話題づくりのためにワザとやってる?(笑)
元ユーザーとしては悲しい限りです。ネタを提供してくれるという意味ではありがたいのですが。
三菱車に乗っていた身からすると、三菱車って悪いクルマじゃないんです。むしろ開発陣や商品企画の目のつけどころは鋭く、総じてレベルが高かったように思います。いつも1歩2歩先の時代を見据えてクルマづくりをしているように感じられましたし、当時の三菱の視点に時代が追い付いていなかったと見る向きもあるんじゃないでしょうか。
例えばRVR。今でこそコンパクトSUVはどのメーカーもラインナップしていますが、1990年代に登場したRVRは、トヨタのRAV4と並ぶコンパクトSUVの先駆け的存在でした。手頃な価格だったこともあり、ニュージーランドにいた時に、日本に帰ったら中古でいいからRVRに乗りたいなー、って思ったこともあります。
また、「ミニバン」のデリカD:5の高い走行性能も好評です。そのレベルの高さは、このクルマをミニバンに分類してはいけないとまで言われるほど。キャンプや釣りの好きなアウトドア愛好家にとっては理想のクルマかもしれません。
そして、パジェロについては、パリダカに代表される栄光の歴史が全てを物語っています。
ただし、ランサーをなくしたのは失敗だと思います。
商品をひとつひとつ見れば、かなりレベルの高いクルマのはずなのですが、いかんせん経営の体質がこれでは。。。
それでは今日はこの辺で。