BMW 750Li「ローズクオーツ」が西日本限定な理由を考えてみた(笑)
BMWのフラッグシップサルーン「7シリーズ」に西日本限定の特別仕様車「Rose Quartz」が発表されましたね。
この記事によると、たった1台の限定で価格は2019万円とのこと。
装備も「全部付き」の一番いいやつのようですから、この価格も当然といえば当然。
でも、私が一番気になったのは「西日本で1台限定」という部分です。なぜなのか。
先日、お世話になっている制作会社の方と打ち合わせをしたときに、こんな話を聞きました。
僕は大阪出身なんだけど、ひと昔前はクラウンがモデルチェンジすると「新しいクラウンの一番いいやつ持ってきて〜」という買い方をする人が多かったんですよ、大阪には。だから「大阪で一番のクラウン」が100台くらい走ってた(笑)
東北出身の私には大阪の人の気質がこういうものかどうか判断する材料がないので断言できませんが、西日本には「西日本限定で1台しかない一番いい7シリーズでっせ」っていえば食いつく人が多いんでしょうかね。少なくともBMWジャパンはそう判断したから西日本限定にしたのでしょう。
関東限定で1台のみって言っても売れるとは思うんですけどね。
こういう場合、仮に特別仕様車が売れてしまった後でも、問い合わせがあれば「これとこれを組み合わせればボディカラー以外は全部同じになります!」なんて言って勧めることによって、7シリーズの受注を増やしたいという意図があるような気がします。
関東だとそういうのに乗らない人が多いという判断なのかなぁ。
あとは、特に関西の方の「東京への対抗心」みたいなのを煽る、とうい理由もありそうですよね。「このクルマは東京にはないやろ!」みたいな。
田舎から出てきた私にとっては、そんなふうに対抗心を燃やされても戸惑うだけなんですが(笑)
2000万円クラスのクルマが売れると判断しての発売でしょうから、お金を持っている人にはバンバン使ってもらいたいと思います。
それでは今日はこの辺で。