タビグルマ雑記帳

仕事で触れることが多い「旅」と「クルマ」を中心に、いつも感じていることを書き綴っています。

ファミコンミニが売れるならジャルパック「ZERO」復活はどう?

今日は任天堂から「クラシックミニ ファミリーコンピュータ ミニ」、略してファミコンミニの発売日でした。

www.nintendo.co.jp

 

1980年代に爆発的にヒットした「ファミコン」の人気タイトル30本を収めた、手のひらサイズのファミコンです。

 

これが発売されると発表されたとき、エキサイトバイク魔界村グラディウススーパーマリオゼルダの伝説などなど、小学生の頃に友人宅で大いに盛り上がった記憶が蘇ってきました。スパルタンXとかバトルシティーとかもあればもっと嬉しかったのですが、こればかりは仕方ないですね。

 

で、買っちゃおうと思ったらAmazonではすでに予約販売分は終了。。。2倍近い金額をつけて堂々と売る転売屋から買う気はありませんし。まあ、店頭に並べて売られる日を待ちますわ。

 

で、晴れて発売日となったわけですが、Facebookなどを見る限り、購入者は私と同世代が多いようです。

 

近年、ノスタルジーというのは「売れる」コンテンツになっていますよね。

 

クルマの世界でも、Jeepのレネゲードやアバルトの124スパイダーのように、過去の名車のモチーフを現代風のデザインに組み込むことで、一定数のファンの熱烈な支持を集めていますし。

 

このノスタルジーを旅行にもあてはめられないかなー、なんて考えてみました。

 

日本人の海外渡航が自由化され、1970年代後半になると「パッケージツアー」に飽き始めた若者が出てきたそうです。ちなみに日本で初めてパッケージツアーを作って売り出したのは旅行開発(現ジャルパック)。その旅行開発が、旅慣れた若者向けの新しい商品として「ZERO」を売り出しました。

 

ジャルパックのウェブサイトでは、企業情報のページの「沿革」に「1978年 若者向けの自由旅行『ZERO』発売」とあります。

jalpak.jp

 

公式ウェブサイトでの情報はこれしかありませんが、いろいろ調べてみたら、到着地と現地での最終出発地だけが決まっているタイプやホームステイやスポーツ体験などの特定の目的を持って旅するタイプなどがあったそうです。

 

今でいうエア&ホテルのスケルトンとかSIT(Special Interest Travel)といったところでしょうか。

 

残念ながら販売は芳しくなかったようで、販売期間は数年しかなく、いつの間にか姿を消してしまったそうです。

 

しかしこの「ZERO」、ちょっとアレンジすれば今のシニア層に訴求できるような気もするのですが、どうでしょうか。

 

「誰もが海外を目指したあの頃の気持ちで、第二の青春もZEROから始めよう」みたいなコピーでどうでしょう。ベタ過ぎるか。

 

実売期間が短いから、集客するには知名度が低いかなぁ。

 

まあ、知名度をファミコンと比較するのは酷ですけどね(笑)

 

それでは今日はこの辺で。