JALの機内Wi-Fiサービスのお話
今日は先日の出張で得た情報をもとに、あれこれ仕上げる後工程の作業をお手伝いしてきました。
合間に来週のスケジュールの話になり、一緒に作業していた大先輩ライターのF氏は、都内にいるのは水曜日以外はすべて地方という恐ろしい予定だとのこと。
で、F氏は「今は飛行機の中でもWi-Fiがあるし、仕事はできるから大丈夫」と男前なことを言っていたのですが、「ただし…」と付け加えました。
今年の春からJALが機内Wi-Fi15分無料サービスを始めたため、より多くの人が機内でWi-Fiに接続するようになり、スピードが遅くなっているのだそうです。
しかも機内Wi-Fiは上りに割り当てられている容量が少ないらしく、クラウドの同期なんて絶望的な遅さで、あまり現実的ではないそうです。
そういえば今年の夏に共同で仕事をした際に、クラウド内にコンフリクトファイルができてしまっていたのですが、F氏いわく「機内で作業後、ファイルを同期中にPCを閉じたために起きた現象じゃないかな」とのこと。
最近では機内でLINE通話している人もいるそうで、そうなるとますますスピードは遅くなりますよね。
2月に成田空港で実証実験をしていた次世代高速無線LANの「WiGig」が実現すれば、こういった問題も解決しそうですが、、、さて。
私がメディアの世界に入った頃、他社の先輩編集者がよく言っていたのは、「今の若い人たちは出張に出てもネットで縛られてるから可哀想。私たちの若い頃は成田の制限エリアに入ってしまえばこっちのものだった」なんて話です。
どっちがよいのか、安易に判断することはできませんが、便利になった一方で何かを失ったのも確かなのかもしれません。
それでは今日はこの辺で。